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【発語】言語の発達について

更新日 2022年4月20日

みなさん

こんにちは

こどもサポート教室「きらり」宇都宮校です🙂

 

本日は「言語の発達(ひらがな)」について解説していきます🤔

お子さまが大きくなり発語が少なかったり、発音が少し違って聞こえてくるととても不安ですよね😥

実際に医師の先生や言語聴覚士さんに相談をしていても、受け入れ人数の関係で支援してもらえる回数が少ないことは現状良くありますよね…

そこで皆さまの不安を少しでも解消できるように、発語の流れについて紹介させていただきます✨

※発語・発音については、身体的な苦手さからくる発語・発音の遅れがあります。まだ専門機関にご相談をしていないようでしたら、はじめに医師の先生に診てもらうことをおすすめしています。

【ステップ1】母音

すべての日本語には「母音」があります。

「あ・い・う・え・お」から始まり、「か(KA)・き(KI)~わ(WA)・を(WO)」まで母音が入っています。

ですので、まず初めに母音の発語練習をしていきます。

また母音から練習することで、基本的な口の形を学ぶことができます。日本語は「あいうえお」の5種類の口の形だけで、すべての言葉を発音することができるので、母音から学ぶことはとても大切となってきます。

「あ・お・え・い・う」

少し細かい話にはなりますが50音表の「あ・い・う・え・お」を口の開き方に並び替えると「あ・お・う・え・い」(上の図)のようになります。発語のしやすさから「あ・お・う・え・い」と順番を変えて練習をしていきます。

 

【ステップ2】ぱ・ば・ま音

次に「ぱ・ば・ま」の音です。

この音は唇を使って発音する言語で、母音の次に発音がしやすいです。

小さいお子さんが「お父さん・お母さん」ではなく、「ぱぱ」「まま」と呼ぶのは発語の発達的にも理にかなっています。

ここまでのことを踏まえると「あお」や「ぶーぶー」「まんま」など、母音とぱ行・ば行・ま行を関連させた言葉から発語を促していくと発音がしやすいと思います。

 

【ステップ3】その他の子音(さ行・ざ行・ら行以外)

続いて、その他の子音です。(さ行・ざ行・ら行)は難易度が高く、他の言葉とは分けた方がいいためステップ3ではさ行・ざ行・ら行以外の発語から練習をしていきます。

子音ごとの順番については表にまとめておきましたので、興味のある方は是非ご確認ください。

【ステップ4】さ行・ざ行

ステップ4は「さ行・ざ行」です。

この言葉は舌を使って空気を抜いて発音をするため、舌に力が入り過ぎたり調整が難しいと違う音の発音になります。

発語の発達年齢は様々な意見がありますが、概ね5歳くらいを基準としている専門家の方もいます。

練習方法としては、ストローを用いて舌の間から息を抜く練習等を取り入れていきます。

 

【ステップ5】ら行

最後が「ら行」になります。

ら行は舌を巻いて発音する言葉です。

ですので、舌をしなやかに・やわらかく・自在に動かす技術が必要になってきます。

ら行の発音の基準としては6歳くらいを目安にすることがあります。

ら行の練習としては、舌の体操や早口言葉遊びを用いて舌の使い方を中心に取り組んでいきます。

 

まとめ

以上が言語の発達の流れになります。

今回は日本語の発語について解説をしてきました。次回以降も皆さまにとって有益になる情報を提供できればと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

「きらり」宇都宮校では、言語発達の支援をしてきた職員や、公認心理師が常駐しております。

言語発達のことや医療機関での診断・検査結果に関する今後の療育についてのご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

「きらり」宇都宮校でした😃

 


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