放課後等デイサービス

誰かの生き方に合わせたり、
諦めることではなく
「自分らしさ」を失わず
社会で生きる力を育む支援

放課後等デイサービスとは

小学生から高校生までの
障がいのあるこどもたちが
支援を受けるための教室です。

学校(幼稚園及び大学を除く)に就学している障がい児に、授業の終了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進を目的としています。学校や家庭とは異なる時間、空間、人、体験等を通じて、こどもの状況に応じた発達支援を行うことにより、こどもの最善の利益の保障と健全な育成を図ります。

私たちが
大切にしていること

個別療育による
児童に合わせた支援

お子さん一人ひとりの発達・行動面にあわせた個別支援計画を作成し、プログラムを組んでいきます。遊びを通して、人とのコミュニケーションや達成感を体験していけるように工夫します。
※小集団の療育を組合せることもあります

個別療育について

保護者との
面談・アンケート

必要に応じて相談支援を行っています(加算対象)。各関係機関との連携やこどもを取り巻く環境体制を整えること、保護者の方と交流を深め、お子さんをより理解していきます。

面談について

定期的な療育
プログラムの見直し

定期的(6ヶ月に1回以上)な計画の見直しをすることでお子さんの成長を感じていきましょう。

課題の見直し・お子さんの発達状態を確認する上でも効果的です。

支援の流れ

支援の「主のねらい」割合「放課後等デイサービス」

「主のねらい」とは一人ひとり異なっている支援の目的、内容を類型化するために、こどもサポート教室にて制定した発達課題のカテゴリーです。※一つの支援に複数の「主のねらい」を含むことがあります。

主のねらい 割合
学習(国語) 51%
SST(やりとり) 45%
学習(算数) 41%
学習(その他) 15%
SST(社会的行動) 14%
視覚トレーニング 10%
集中・注意 9%
思考・推理 7%
微細運動(手や指) 7%
運動・遊び 6%
その他

一人ひとりに合わせた療育をモデルケース

中学校 2年生
(14歳)

家族以外と関わりを
持てる場が少ない

ご利用例

用意されたテーマの中から自身の体験談や考えについてお話をしたり、マナーや言葉遣いの確認など、言葉でのやりとりを中心に取り組んでいる。色んな指導員と関わりながら、リラックスしてお話をしている。

保護者の声

様々な年代の先生と関わる場が持てて本人も楽しそうにしています。中学生になり、自分の考えなど親に直接言ってくれないことも増えてきたため、支援後のフィードバックを通してこどもの様子を知ることが出来ています。

小学校 4年生
(10歳)

伝えたいことを言葉に
することが難しい

ご利用例

作文やスピーチに苦手意識を持つお子様の事例。①一言マップに考えや思いを書き出す。②書き出した言葉を取捨選択し、穴あき文章に当てはめていく。③慣れとともに、全体構成を考えたり、発表練習を行なったりする。

保護者の声

「できた!」という成功体験が自信に繋がったと思います。作文の文字が丁寧になったり、恥ずかしがらずに発表できるようになったり、認めてあげられることが増えました。

小学校 2年生
(8歳)

漢字を枠の中に
書き写すことが苦手

ご利用例

点つなぎや図形描写などを行うことで全体のバランスや位置関係を意識したり空間認知力の向上を図る。漢字の形を整えるために量少なめで繰り返し練習している。

保護者の声

漢字ノートの書き取りがマスの中に書けるように学校の国語で褒められることが増え、自信が持てるようになりました。利用当初よりも自信に満ちて表情が穏やかになり、漢字テストやノートを見せてくれるようになりました。

中学校 2年生
(14歳)

初めてのことに
自信が持てず涙ぐむ

ご利用例

苦手意識のある裁縫では、学校と同じ教材を大きく図に書き直し、本人の好きなキャラクターの布で運針を行った。製作物も自分で決め、コースターづくりに取り組んだ。

保護者の声

学校の家庭科の授業で褒められたと本人が話してくれました。一つのことに自信を持てたことで他のことにも意欲的に取り組むようになってきて嬉しいです。自立に向けて生活の幅が広がっているのが感じられます。

小学校 6年生
(12歳)
不登校
(保健室半日登校)

感覚過敏、
コミュニケーション
のとりづらさ

ご利用例

本人の興味のあること(強み・ストレングス)を生かした支援と気持ちの開放を図るためのスモールトーク。

保護者の声

きらりで作ったクラフトを友達に見せ褒められました。学校で床にものを落としても汚いと思い込んで拾えなかったが、自分で拾うことができるようになりました。除菌シートの使用も減り学校に行ける回数も増えてきて嬉しいです。

小学校 5年生
(10歳)

気持ちを言葉に
表すことが難しい

ご利用例

指導員と話しやすい環境を作り、本人が抱く悩みを気軽に話せる時間や本人を取り巻く環境に合わせた事例を基に話し合いを行っている。今ではこどもサポート教室の先生だからこそ話せる本音を交わしてくれるようになった。

保護者の声

年齢が上がると親になかなか本音を言ってくれないので先生たちが聞いてくれることがありがたいです。親として本人にどのように関りや声掛けを行っていくかを気付かせてもらえる機会になっています。

小学校 3年生
(8歳)

読み書きを
苦手としており
不登校気味

ご利用例

当初は学習要素のある支援には拒否的だった。慣れてくると得意な工作や、捕まえてきた虫を「きらり」で披露してくれ、職員から褒められて自信をつけていった。その後徐々に学習的な支援にも取り組めるようになった。

保護者の声

家族だけでなく、「きらり」の先生からもいっぱいほめてもらえたことで、積極性や自己肯定感が高まってきました。「きらり」がこの子にとって、とても大切な居場所になっていると思います。

小学校 6年生

怒りの感情を
コントロール
するのが苦手

ご利用例

SSTで自分の気持ちへの気付きや感情の特徴、コントロール方法や解消法を指導員と考えることで、自分の怒りの感情を理解し他者へ攻撃する前に怒りをコントロールしたり、解消することができている。

保護者の声

以前はすぐに相手を叩いたり、攻撃的な言葉を言うことが多かったですが、少しずつ攻撃する前に自分で解消法を試してみたり、自分で感情をコントロールする力がついてきてるように思います。

よくあるご質問

費用はどのくらいかかりますか?

自己負担は、こどもサポート教室ごとに若干の違いはありますが配置されている職員によって定められており1回あたり750円~1,200円程度となりますが、所得に応じてご家庭の負担上限月額が設定され、ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。なお、お子さんが3歳から5歳の場合、ご家庭の負担は無償となっています。

区分 世帯の収入状況 負担上限月額
生活保護 生活保護受給世帯 0円
低所得 市町村民税非課税世帯 0円
一般1 市町村民税課税世帯
(所得割28万円(注)未満)
通所施設、ホームヘルプ利用の場合 4,600円
入所施設利用の場合 9,300円
一般2 上記以外 37,200円
(注)収入が概ね890万円以下の世帯が対象となります。

また、上記に加えお子さんが療育で使用する活動費、教材費などが別途自己負担となります。(数十円〜数百円程度)

保護者が通わせたいと思えば療育を受けられますか?

障害児通所支援の場合はお住まいの市町村に支給申請を行い、通所受給者証の支給決定を受けた後、利用する施設と契約を結ぶことで療育を受けることができます。市町村により支給申請の経路が異なる場合がありますので詳しくはお住まいの障害福祉課へ確認をしていただくか、最寄りのこどもサポート教室へお問い合わせをいただくと個別に療育を受けるまでの流れをご案内をさせていただきます。

療育の対象はどのようなこどもですか?

療育をおこなう必要(自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、発達障害、知的障害、身体障害、学習障害など)があると認められた未就学の0~6歳のお子さま(児童発達支援)、就学している18歳までのお子さま(放課後等デイサービス)が対象です。

ただし確定診断を受けているかではなく、上記傾向がみられグレーゾーンで療育の必要性を認められれば対象となりますので、お子さんが療育対象かどうか気になる場合は悩まずにまずはお気軽にご相談下さい。

送迎はありますか?

多くのこどもサポート教室では送迎の提供を行っていません。ただし、地域のニーズによっては提供している教室もありますのでお近くのこどもサポート教室へお問い合わせ下さい。

療育に通ったら発達障害はなくなりますか?

発達特性はお子さんの個性とも言えるところですので生涯お付き合いしていくものです。こどもサポート教室ではお子さん自身にとって大切な個性と上手に付き合いながら苦手を軽減し、それぞれのお子さんらしく成長できるお手伝いをさせていただきます。

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