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2023.7.12 幼児の発達⑰ できることが自信につながる 自立へむけて(その4)

更新日 2023年7月12日

Aくんの支援の最後のプログラムは「制作」です。

紙コップにハサミで切り込みを入れていきます。

このハサミだと最後まで切れないので、少しお母さんにも切っていただきます。

このコップを上の図のように広げて、色を塗っていきます。

真ん中(コップの底の部分)にペットボトルのキャップを両面テープで先生が貼り付けて、コマのように回して、Aくんに「こうやると回るんだよ」と伝えて回します。

Aくんも回してみます。

こんどは、きれいな紙をちぎって、のりで貼り付けていきます。

先生の指示を聞いて、上手にコマができました。

何度も何度もAくんはコマを回します。

するとAくん、一緒に来ているお兄ちゃんに見せに行きたかったのでしょう。お母さんのところを離れて、お兄ちゃんのところにコマを見せにいきました。

これには、お母さんもびっくり。お母さんから離れることができたのです。

「できた」という満足感が、お母さんのそばから離れたくないという気持ちに勝ったようです。何かが「できた」という自信が、自立へとつながっていくんですね。

Aくんのある日の支援の様子をご紹介しました。

「きらり」の支援の中では、このような「ドラマ」が生まれています。

この記事はAくんのある日の支援の様子を4回に分けてご紹介した最終回の記事です。1回目の記事をご覧になりたい方は下記をクリックしてください。

過去、ブログにアップした幼稚園、保育園にかよってみえるお子さんの支援です。ぜひご覧ください。

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