「勉強になかなか取り掛かれない」「宿題すら手を付けようとしない」
「ゲームばかりしている」などの声をよく耳にします。
子どもの目線でいえば、勉強は「あまり楽しくないもの」であり、ゲームほどの魅力もありません。
将来のことを思って・・・という親の気持ちはなかなか伝わらず、
お子さんは「叱られるから・・・」と勉強していることはありませんか?
みなさんはお子さんが勉強した後に、どんな声掛けをされていますか?
内容をチェックして、「ここ、間違ってるよ!」「ここ、字が汚いから直して!」と注意ばかりしていることはありませんか?
これをしてしまうと、さらにお子さんは勉強しなくなってしまいます。
なぜなら、「勉強するたびに叱られるから」です。
まずは勉強したことをほめてあげることが重要です。
「○○の勉強したんだね、難しいのに頑張ったんだね!」など、
具体的に褒めてあげることが重要です。
「すごいね」「頑張ったね」だけではなく、
どこがどんなふうに頑張れたのかを伝えてあげると、
お子さんにはわかりやすく、次にどうするとよいのかがわかるようになります。
毎回、楽しく勉強できれば良いのですが、そんなわけにもいきません。
せめて、嫌なことに取り組んで頑張ったことを褒めてあげるようにしてみませんか?
そうすることで、少しずつ、勉強すると褒めてもらえることが伝わり、
今までよりも勉強へのとりかかりが良くなっていくはずです。
少しの工夫ですが、いかがでしょうか?
参考にしていただけましたら幸いです。