お子さんは「目が疲れた」とか「目がしょぼしょぼする」とか訴えませんか。ひょとしたら、それドライアイかも。ドライアイとは目の表面にある涙液層が不安定になる状態で、症状が続くと角膜に傷がつきやすくなります。「ドライアイは大人がなるもの」と考えられていましたが、最近は子どもでも増えているそうです。その原因は、スマートフィンやタブレットなどの画面を見る機会が増加しているからと考えられます。
角膜は傷つきやすく、まばたきをすることで涙の膜を作り、外部の刺激から守っているのです。通常は1分間で20回ほどまばたきするそうですが、画面を見ながら作業するとまばたきの回数が4分の1程度に減るとか。
ネットではさまざまな「ドライアイケア」が紹介されています。そのうちの1つ「瞬きトレーニング」をご紹介します。
1 2秒間目を閉じる
2 2回軽くまばたき(パチパチ)
3 2秒間ギューッと目を閉じる
4 パッと目を開いて「まぶしい」時にする目(細めるイメージ)を2秒
5 目じりとまゆ毛の間に手を当てて「キツネ目」の形になるように引き上げ、そのまま目だけ閉じようとする。
ポイントは、下まぶたを上に引き上げるイメージだそうです。
その他にも「目をあたためる」「水分補給 1日1.5リットル」などさまざまな方法があります。 子どもの意識を高めるためには、親が実践するのが効果的だとか。目薬は、差しすぎると涙を洗い流してしまうことがあるので、要注意とか。ドライアイ対策は「自分の涙を生かす」が基本だそうです。