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2023.5.2 児発の支援⑧ ことばと自立をはぐくむ2

更新日 2023年5月1日

こどもサポート教室「きらり」多治見校という名前から、

大きなお子さんの学習支援というイメージを持たれがちですが、

2歳から高校3年生まで、現在50名ほどのお子さんが、

「きらり」多治見校で自分の課題と向き合って活動しています。   

「きらり」多治見校は「ことばと自立をはぐくむ教室」です。

前回に引き続き、幼稚園のお子さんの支援の様子をご紹介します。

はさみでチョキチョキ 制作活動です。

右手は はさみを動かして、左手は紙を支えます。

はさみを上下にチョキチョキできずに、

はさみだけを前方に押し出そうとします。

「はさみを動かすんだよ」先生のアドバイスで

忘れていた右手が、チョキチョキと動きます。

何を作るのかという見通しを持っているので、

がんばることができます。

先生も「Tっくん がんばれ」とはげまします。

のりをつけるのもむずかしい。

先生がちょっとアシスト。

「新聞の上でのりをつけないと、机にのりがついちゃうからね」

新聞紙の上でのりづけする意味も教えます。

こんどは次のパーツを切り抜きます。

紙を二つに折って、はさみでチョキチョキ。

『あれ、さっきよりも上手に

チョキチョキしているぞ』

切り取ったパーツ(鯉のぼりのうろこ)に

のりをつけて 次の作業に。

うろこをはって「鯉のぼり」がいよいよ完成。

先生が、「あれ、どこでのりをつけるの?」

「忘れてた。新聞紙の上」

約束もちゃんと覚えています。

見本があるので、

何をつくるのかという目標がわかります。

完成のモデル(目標)を明確にするのが大事です。

何をするのかがわかって、

完成させるためにがんばる。

自立への大切な過程です。

製作したものは、

お家にお土産として持ち帰ります。

今日も楽しかったね。「きらり」の教室。

前回のブログです。

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