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早期療育の力 ~子どもの未来を切り拓く一歩~

更新日 2023年11月9日

みなさん

こんにちは

こどもサポート教室「きらり」宇都宮校です🙂

 

本日は「早期療育」について解説をしたいと思います🤔

最近は「幼児教育」に注目が集まっており「何歳までに〇〇を習わせた方が良い」といった情報も飛び交っています。

そこで今回は、未就学の子どもたちに支援をしてきた私たちから「早期療育」について解説をしていきたいと思います。

このブログを見ることで「何歳から療育をすれば良いのか分からない」「早期療育で何が変わるのか知りたい」といった不安の軽減に繋がります。

 

【1:早期療育は重要なのか?】

 

まず初めに「早期療育」は重要なのかどうかについてです。

結論からお伝えをすると、とーーーーーーーーーーーーーーーーっても重要で、できるだけ早い方が望ましいです!

その理由として、早期療育は「生活の基盤を作る」ことだからです。

生活の基盤ってなんのこと?って疑問に思いますよね!

そこで今回は早期療育について、生活の基盤を元に解説をしていきます!

早速ですが生活の基盤は次の4つになります!

①コミュニケーションの向上②感情のコントロール③就学前の基盤を作る④家族の絆が増える

 

この4つをそれぞれ見ていきましょう!!

 

【2:コミュニケーションの向上】

 

「コミュニケーションの向上」は早期療育の中でも大きな特徴になります!

コミュニケーションと聞くと「小さい子にコミュニケーションは難しいのではないか」とか「うちの子はやり取りができないけど大丈夫?」と心配になるかと思います。

実はコミュニケーションは早期に療育する方が練習になるんです。

その理由は大きく2つあります。

①コミュニケーションは子ども同士よりも、大人と練習をして身に付けるから。

 コミュニケーションは子ども同士というよりも、最初は親とやりとりをして最後に外の世界の人とやり取りができるようになります。外の世界の人よりも自分を理解してくれている人と練習を重ねることが大切になります。

②自分と似ている相手がいると、コミュニケーションが広がるから。

 人は共通している好きなことがあると自然と相手に興味が出てきます。それは特性がある子どもたちも同じで、自分の持っている独特な世界観を共有できる相手がいると、自然と相手を意識してやり取りに繋がってきます。

 

 

 

【3:感情のコントロール】

 

次は「感情のコントロール」です。小さいお子さんにとって感情をコントロールしていくことはとても難しいです!!

ですので、早期療育では2つのステップを目指して小学校の集団へと繋げていきます。

ステップ①は「自分の感情を知る」ことです。お子さん自身が何をされると嫌なのか、何が嬉しいのかを少しずつ理解していくことで、自己理解に結びつきます。

加えて「自分の感情を知る」ステップでは「保護者が子どもの感情を知れる」のが大きなメリットです。お子さん自身が自分のことに気が付かなくても、傾向やパターンを知っておくことで対策を練ることができるので、前もって準備をすることができます。

ステップ②は「感情の対処方法を学ぶ」です。もし自分自身で気持ちを抑えられなくなった時に、何をすると気持ちが落ち着くのかということを学んでいくことができます。

ステップ②についても「保護者が対処方法を学ぶ」ことができます。対処方法をいくつかストックしておくことで、何かあった時に対処をしていくことができます。

 

 

 

【4:就学前の基盤を作る】

早期療育が重要な点として「就学前の基盤を作る」ことです!!

就学前の基盤があることで、就学でのギャップがかなり軽減されます。特に学校生活は義務教育だけでも、9年間通うことになります。大学まで含めると16年通うことになりますので、子どもたちにとっては生活そのものです。就学に向けた基礎作りをしておくことが、生活の基盤をつくると言っても過言ではありません。

就学前の基盤と聞かれると「勉強ができれば良いのかな?」とか「全然学習が出来ていないけど大丈夫なの?」と疑問になるかと思います。

早期療育での就学前の基盤は「学校の形式への慣れ」「学習の土台を作る」ことが大きな指針になります。

幼稚園・保育園を卒園してから小学校に進学をすると、環境が大きく変わってしまうので、そのギャップに戸惑ってしまいます。

特に小学校から継続していく学習形式として「一斉指示」「机上学習」などがあります。「一斉指示」は集団の中で担任の先生が発言したことを理解して、その指示に従って行動をしていきます。話を聞いて理解できるお子さんでも、実際に小学校の場面になると困ってしまうこともあります。

「机上学習」も授業の時間を決められて、その時間の間は椅子と机で学習をしていくことになります。

そのような学校形式に就学前に慣れておくと、小学校に入ってからのギャップを少なくすることができます。

「学習の土台」は小学校の学習に繋がる「基礎」になります。未就学の段階で「ひらがな」「数字」が必ず読めないといけない訳ではありません。ですが、小学校に入ってから「ひらがな」の学習は6ヵ月くらいしか行わない現状もあります。

そこで大切なのは、学習を吸収していく力を固めることです。特性のあるお子さんによっては行動範囲が狭く、体験や経験の量が少なくなりがちなお子さんもいます。

早期療育で様々な刺激を受けることで、お子さんの学習の土台を作っていくことができることが早期療育の優れている点になります。

 

 

 

【5:家族の絆を作る】

早期療育が重要な理由の最後の項目が「家族の絆を作る」ことです。直接的に療育を受けるのはお子さんですが、早期療育に通うことで保護者の方の相談先が増えます!!

我が子の悩みは沢山あるかと思いますが、特に幼児期は不安でしかたがないと思います。不安なことや、次に頑張りたいこと、お子さんの成長を相談・確認できる場所があるというのは、早期療育に通っている方の特権になります。

また悩みを相談できること以外にも、お子さんの理解を深める場にもなります。早期療育で通っていただく中で、我が子の思いもよらない「強み」や「感性」と出会うことがあります。療育の中で、専門的な職員が関わっていくことで、普段気が付くことが出来なかったお子さんの「良さ」を確認していく機会にもなります。

我が子のことを理解したり、保護者の方の悩みが軽減されることで、家族の皆さんの絆が深まることに繋がっていきます。

 

 

【6:まとめ】

以上が早期療育についてになります。早期療育は〇〇歳までに受けないといけないという基準はありませんが、幼児期の早い段階から開始をする大きなメリットを感じることは間違いありません😆

まだ小さいから療育は必要ないかなと感じている方にこそ、早期療育を受けていただきたいと思っております。

きらり宇都宮校ではいつでも無料相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

それではまた次回お会いしましょう!

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