こどもサポート教室「きらり」多治見校という名前から、
大きなお子さんの学習支援というイメージを持たれがちですが、
2歳から高校3年生まで、現在50名ほどのお子さんが、
「きらり」多治見校で自分の課題と向き合って活動しています。
「きらり」多治見校は「ことばと自立をはぐくむ教室」です。
前回に引き続き、幼稚園のお子さんの支援の様子をご紹介します。
はさみでチョキチョキ 制作活動です。
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右手は はさみを動かして、左手は紙を支えます。
はさみを上下にチョキチョキできずに、
はさみだけを前方に押し出そうとします。
「はさみを動かすんだよ」先生のアドバイスで
忘れていた右手が、チョキチョキと動きます。
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何を作るのかという見通しを持っているので、
がんばることができます。
先生も「Tっくん がんばれ」とはげまします。
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のりをつけるのもむずかしい。
先生がちょっとアシスト。
「新聞の上でのりをつけないと、机にのりがついちゃうからね」
新聞紙の上でのりづけする意味も教えます。
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こんどは次のパーツを切り抜きます。
紙を二つに折って、はさみでチョキチョキ。
『あれ、さっきよりも上手に
チョキチョキしているぞ』
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切り取ったパーツ(鯉のぼりのうろこ)に
のりをつけて 次の作業に。
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うろこをはって「鯉のぼり」がいよいよ完成。
先生が、「あれ、どこでのりをつけるの?」
「忘れてた。新聞紙の上」
約束もちゃんと覚えています。
見本があるので、
何をつくるのかという目標がわかります。
完成のモデル(目標)を明確にするのが大事です。
何をするのかがわかって、
完成させるためにがんばる。
自立への大切な過程です。
製作したものは、
お家にお土産として持ち帰ります。
今日も楽しかったね。「きらり」の教室。
前回のブログです。