小学校4年生の男の子。「九九がよくわからないので教えてほしい」。
こういう気持ちが大事ですよね。もちろん「きらり」多治見校はこの願いに全力でサポート。
「6の段から自信がない」ということで、まずは「6の段完全マスター」から始めました。
「りんご算」という教材をパワーポイントで作りました。
「6×5=」は、りんごの数を実際に数えました。ちょっと面倒かもしれませんが、たし算の変形がかけ算で、かけ算が使えるととても便利だということが実感で分かります。また「6×5」は「6×4=24」に5を足した数になるよ、ということも何度も繰り返しながら理解していきます。
その後で「九九」を楽しみながら練習していく「タイムショックック」で6の段を徹底マスター。
同じパターンで7の段から9の段まで時間をかけてていねいに練習しました。
6の段は6月1日から始めて約1か月、10回分をかけてマスター。7月から7の段。8月から8の段。9月は9の段。それぞれ約1か月ぐらい練習しました。
現在は「100マスかけ算」。写真のように「ランダム」に問題が出されます。どの問題が来ても大丈夫。
ついたのは「九九」の力だけではありません。
やればできるという「自信」です。
この自信が自己肯定感を高め、社会的自立へとつながります。