お子さまのめんどうを見る親御さまや先生方にとって、自分が言ったことをお子さまに聞いてもらうために、何度も言ったり、言い方が強めになってしまったりと、大変な苦労をすることも多いと思います。
頭ごなしに「こら!走らない!!」「やめなさい」「さわっちゃダメ!」と強くいったとしても、それは「(先生、お母さんなどが)怖いから従う」というだけであって、一時的な効果はありますが、本当にお子さんの気持ちを動かしたとまでは行かない、ということが少なくないです。(俗に「否定語」と言います。)
それに対して「歩いてね」「〇〇ならいいよ」「そっとしてあげてね」というように、否定をせずに、しても良いことを認め、伝えるものを「肯定語」といいます。
お子さんに伝えた言葉が「いやがる・響かない言葉」になるか、「受け入れられる言葉」になるかは、伝える言い方・内容次第で変わることもあります。お子さまに携わる側として、うけとめてもらえる言葉を常に意識した声かけ・言葉かけをしていきたいものですね。
⇩ 言い換える言葉を一覧表にしました。どうぞご参考になさってください。⇩