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身体の発達は中心から外側へ―「支え」を育てる大切さ

更新日 2025年1月30日

こんにちは。

いつもクラ・ゼミ札幌東苗穂校第2のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。

壁紙は令和7年1月バージョンです。

少しカオスな感じがにぎやかで良いですね。もちろんお子様にも手伝っていただいてます👏👏👏

さて、今回もお子様の身体の発達についての内容となります。

とても重要なことですので、ぜひご覧下さい。

お子様の発達や成長を考える時、「上手にお絵描きする」「鉛筆や箸をしっかり持つ」などなど、これらのことに目が行ってしまいませんか?

これらは手先の細かい動きをすることから、微細運動と言われます。お子様がこういったことが出来るようになると、とても嬉しい気持ちになりますよね?逆に出来ないと、少し不安にもなります。

こうしたつい目が行きがちな微細運動ですが、これは身体の中心に支えられて出来るようになるものです。つまり、本当に大切なのはその土台となる身体の発達なんですね。

まずは土台部分をしっかり育てましょう!!

身体は、中心から外側へと発達していくもの。この基本的な原則を知ることで、子どもが健やかに成長出来るようサポート可能です。

① 身体の中心から外側へ発達する

赤ちゃんの発達を思い浮かべると分かりやすいですが、首がすわる→寝返りをする→お座りをする→ハイハイをする…といった順番で成長していきます。これは、背骨や体幹といった「身体の中心」がしっかり発達してから、腕や指先などの「外側」へと発達が広がっていくからです。

この発達の流れを飛ばしてしまうと、身体の土台が不安定なまま微細運動を行うことになり、結果的に「うまく手先が使えない」「長時間座っていられない」「姿勢が崩れやすい」といった問題が生じやすくなります。

② 「支え」を作ることで安定した動きが可能になる

身体の中心がしっかり育つと、腕や足などの外側の部分を自由に動かしやすくなります。

たとえば、

・体幹がしっかりしていると、長時間座っていても疲れにくい

・肩や肘が安定していると、手先をスムーズに動かせる

・身体の中心がしっかり育つと、書く・描くといった動作がスムーズになる

つまり、微細運動(手先の動きなど)をうまく出来るようになるには、それを支える大きな動き(粗大運動)の発達が欠かせないのです。

③ 粗大運動の発達が先、その後に微細運動

手先の器用さや字の上手さに目が行きがちですが、その前に「しっかり動く」「しっかり支える」ための粗大運動の発達が大切です。

具体的には、

・公園でたくさん遊ぶ(登る・ぶら下がる・走るなど)

・バランスを取る遊び(ケンケンパ、平均台)

・全身を使った遊び(縄跳び、ボール遊び)

こうした遊びを十分に経験することで、身体の中心がしっかり育ち、それに伴って手先の動きや姿勢の安定にもつながっていきます。

おわりに

いかがでしたか。それでは今回のまとめに入ります。

・身体の発達は中心(背骨など)から外側(手足の先)へが基本原則。

どうしても鉛筆や箸を持つといった微細運動のみを見てしまいがち。

・身体の中心部分が発達することで、細かな部分も安定して動かせるようになる。

子どもの発達を考えるとき、微細運動ばかりに注目するのではなく、まずは身体の中心を育てることを意識しましょう。体幹がしっかりすることで、手先の器用さや集中力にも良い影響を与えます。

子どもの「出来ないこと」に焦るのではなく、「身体の土台作り」に目を向けて、遊びや運動を通して成長を支えていきましょう!

体験療育を実施しています。ご相談なども承っております。

お気軽に、お電話やホームページを通してお問い合わせ下さい。

では、今回はこの辺で。

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