
最近は、子どもの発達支援(療育)に様々な「ゲーム」が取り入れられることが増えています。
ゲームというと「遊び」のイメージが強いですが、実は楽しみながら療育の効果を高めるツールとして、とても注目されているんです!
療育とは?
そもそも「療育(りょういく)」とは、発達に遅れや困りごとがあるお子さんが、
社会生活や日常生活で困らないように、必要な力を身につけていくための支援です。
例えば、こんな力を育てます:
・コミュニケーション力(人との関わり方、会話の練習)
・注意力や集中力(物事に集中して取り組む力)
・問題解決力(困ったときにどうすればいいか考える力)
ゲームが療育に役立つ理由
「楽しい!」から自然に取り組める
子どもがゲームを大好きなのは説明する必要もないと思いますが、
「やらされている」と感じる勉強や訓練と違い、楽しく遊んでいるうちにスキルが身につくのが大きなポイントです。
ゲームには「達成感」がある
注意力や集中力が鍛えられる
ゲームでは、「目の前の画面に集中する力」や「素早く判断する力」が必要です。
これが自然と、注意力や集中力を育ててくれるんです。
ゲームでは、クリアしたり、ポイントがもらえたりしますよね。
この「達成感」が、子どものやる気や自信を育てます。
コミュニケーションの練習ができる
友達や家族と一緒にゲームをすると、順番を守る、ルールを理解する、声をかけ合うなどの力が身につきます。
これが、日常生活での人との関わり方につながるんですね。
療育に使われるゲームの例
療育に取り入れられているのは、主に「デジタルゲーム」や「アナログゲーム」です。
- デジタルゲーム(テレビやタブレットを使うゲーム)
・脳トレゲーム(記憶力や判断力を鍛える) - デジタルゲーム(テレビやタブレットを使うゲーム)
・脳トレゲーム(記憶力や判断力を鍛える)
・反射神経を使うゲーム(素早くボタンを押すなど)
・知育アプリ(パズルや絵合わせ)
・例えば、タブレットで絵を並べたり数字を学ぶゲームは、考える力や達成感を育てます。 - 反射神経を使うゲーム(素早くボタンを押すなど)
・知育アプリ(パズルや絵合わせ)
・トランプのスピード - アナログゲーム(道具を使って遊ぶゲーム)
・カードゲーム(UNOやトランプなど):順番を守る、ルールを理解する力
・ボードゲーム(すごろくやオセロなど):考えて行動する力や問題解決力
・パズルやブロック:集中力や手先の器用さを育てる
こういったゲームは、家族やお友達と一緒に楽しみながら人との関わり方を学ぶことができます。
注意点:ゲームとの上手な付き合い方
ゲームは療育に効果的ですが、やりすぎると逆効果になることもあります。
そこで大切なのは、ルールを決めて上手に取り入れることです。
例えば、
時間を決める:「1回30分までね」
一緒に遊ぶ:家族で一緒にゲームをすることで、楽しくコミュニケーションを取る
遊んだ後の会話:「今日のゲームどうだった?」「楽しかったね!」と振り返る
まとめ:ゲームは「楽しい療育のツール」
ゲームはただの遊びではなく、子どもの成長を支えるツールとしてとても効果的です。
・楽しく取り組める
・達成感が自信になる
・注意力やコミュニケーション力が自然と育つ
これが「ゲーム」と「療育」の関係です。
家族やお友達と一緒に楽しみながら、無理なくスキルを身につけていけると良いですね!
「遊びながら学ぶ」を意識して、ぜひお子さんとゲームを楽しんでみてください♪
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