こんにちは!こどもサポート教室「きらり」高松伏石校です!
高松伏石校では、感覚統合を促す発達遊びをたくさん支援に取り入れています。
今回ご紹介するのは「はねキャッチ」です!
このようなはねを使います。はねは、手芸のお店やネットショップで手に入れることができますが、色紙やお花紙をちぎったものでもいいし、もっと手軽に、ティッシュペーパーでも構いません。
遊び方はかんたんです。
大人が椅子の上など少し高いところに立ち、はねを落とします。
子どもがひらひらと落ちるはねをつかみます。
まずは手でつかんでみましょう。うまくできたら、「親指とひとさし指だけ!」などと指を限定して難易度をあげてみても面白いですよ。
また、おはしなどの道具を使ってつかんでもいいですね!
2枚同時に落としてみたり、利き手ではないほうでとってみたりして、いろいろアレンジして遊んでみましょう。
高松伏石校ではタモを使ってとってもらうこともあります。
手やおはしより、「とる」ことの難易度は下がりますが、「ピンクでとって!」「青でとって!」と指示が入ります。
さらに、「右手で!」「左手で!」と指示を増やすこともできます。
生きづらさを感じているお子さんは、自分の体の真ん中の線(正中線)を超える動き(クロスの動き)が苦手なことがあります。
正中線を超えて落ちてきたはねに対応できるかな?
はねをよく見て、考えて、体をつかってみることで、いろいろなタスクを同時にすすめる力を育てることができますよ。
☆このあそびで育つ力☆
・見る力の向上……固視(1つのものを集中してみる力)追視(対象を目で追う力)跳躍性眼球運動(ジャンプするように目を動かす力)が向上します。これは、文章を目で追い、次の行にパッと視線を動かす、読書に必要な力です。文字の読み飛ばしや、次の行がどこかわからなくなるのは、この力が弱いためと考えられます。また、目のピントを遠く・近くと切り替えることで、黒板を写すときに必要な力が育ちます。みる力そのものが向上するので、書く力の土台を育てます。
・クロスパターンの動きの向上……左右の手足をバランスよく動かしたり、交互・交差した動きをすることで平衡感覚が安定し、運動能力が向上します。また、左右の脳の連携がよくなることで、脳の情報処理能力が発達し、感覚統合を促すことができます。
・空間認識力……目線を上にすることで、背筋を伸ばす感覚が自然に身につきます。背筋を伸ばす感覚を知り、姿勢がよくなることで視野が広がります。まわりの様子に気が付くことで、スポーツで有利にゲームをすすめたり、通学などの際の危険回避につながります。
また、見取り図や空間図形の問題を理解するなど、いわゆる学力にも関係しています。字のバランスをとったり、枠の中に収まるように書くという書字の力にもつながってきます。
こどもサポート教室きらり 高松伏石校
開所日 月曜日~土曜日(祝日も開所しております)
開所時間 10時~19時
場所 高松市伏石町2145-12
☏ 087-814-4911
こどもサポート教室きらり高松伏石校では、お子さまの発達相談も受け付けております。
どうぞお気軽にお電話くださいね。