現在(2022年4月4日)、「きらり」多治見校には、幼稚園の年長さんから高校3年生まで35人の方にご利用いただいています。
そのうちの8割ぐらいの方が「学習支援」メインです。
保育園、幼稚園の年長さんのお子さんだと「小学校にあがってから学習が心配なので、文字や数の勉強を少しでもやっておきたい」と保護者の方は言われます。
今年小学校1年生になったお子さんの学習支援の様子をお伝えします。
「文字を読む」ことが苦手なお子さんがいます。
「字を読む」とは、①文字の形を視覚的にとらえ、②音に変換し、③意味のまとまりごとに流暢に読むというプロセスからなっています。これらのプロセスのどこかで問題が生じると「読むことが苦手」となってしまいます。
虫が好きなお子さんだったので、こんな「虫カード」を作りました。
「とんぼ」のカードを差し、「とんぼ」であることを確認します。そして、文字盤で「と」「ん」「ぼ」と並べます。
何枚か確認した後で、文字盤の「と」を持ち、「この字から始まる虫はどれ?」と「とんぼ」のカードを選んでもらいます。そして「とんぼの“と”だね」と確認します。
お子さんの興味のあることから文字の勉強を始めていきます。