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姿勢って注意すれば治るの?とっっても大事な姿勢と学習の関係

更新日 2024年10月14日

こんにちは。

いつもクラ・ゼミ札幌東苗穂校第2のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。

壁紙は令和6年10月バージョンです。

10月と言えばハロウィンですね。大変上手に仕上がりました

お子様にも創作活動の一環として手伝っていただいてます👏👏👏

さて、今回は姿勢のお話です。

突然ですが、学校からお子様の姿勢の悪さを指摘されたことはありませんか?

それも1度ではなく何度も指摘されてしまうので、このままではいけないと思い、

つい何度も叱ったことはありませんか?

しかし、この点で考えてみていただきたいと思います。

なぜ、何度も叱られてしまうのでしょうか?

叱られることに慣れ過ぎてしまっている?

学校への反発?

先生が嫌いだから?

勉強についていけてない?

よく分からなくて、考え過ぎて疲れてしまいますね。

もしかすると上記のような、感情的な面もあるのかも知れません。

ですが、大体のお子様は、叱られたら辛いハズではないでしょうか。誰だって、意図して叱られたいわけがありませんよね。

そこには気付きにくい理由があるのではないでしょうか?

そこで今回は、姿勢に関して頭の片隅に置いていただきたい大切なことを、

学習のことも含めてお伝えしたいと思います。

結論として

結論としてお伝えしますが、発達に何らかの課題があるお子様に関しては、

姿勢を注意するだけでどうにかしようと考えるのは得策ではありません。

それは先ほども述べている通り、子どもは叱られるのが苦手なハズだからです。

それなのに何度も同じことで注意されるのは不自然ではないでしょうか?

※ADHD特性の強いお子様は、モチベーションが上がらずに姿勢が悪い場合などはあります。

ここから感じていただきたいのは、慢性的な姿勢の悪さというのはお子様の感情が起こしているわけではないということです。

注意をするだけで治るのなら、それに越したことはありません。

しかし、何度言っても治らないようであれば、そこには何らかの原因があると考えるべきです。

初めに結論を述べさせていただきましたが、注意して治らない=心根に問題がある、

そう考えないでいただきたいと私は思っています。

学習との繋がり

私は日々お子様の学習をサポートをしていますが、学習に困難さがあるお子様を見ていて、

姿勢が崩れていたり、文字を書く際の手の動きに違和感があるなど、そういう印象を持つことが多いです。

これは、今後のお子様の学習に大きく影響してきます。

なぜなら、大前提になるのですが、学習は身体を使った活動だからです。椅子に座ったまま姿勢を保持する、

先生の話を聞く、黒板を見てノートに字を書くetc.これらは全て身体を使っていますよね。

学力の土台は、身体技能と読み書きなどの学習技能であることが、研究結果から分かっています。

ですから、身体技能を軽んじてしまうと学力にも影響するんですね。

繰り返しになりますが、こういったケースのお子様の場合は、

姿勢が崩れていたらただ注意をすれば良いわけではありません。

注意をするのはお子様に自覚を促すという意味では大切かも知れません。しかし、その時だけの対応になりがちですし、

このループになってしまう可能性があります。

また、自分で注意を向けないと姿勢が崩れてしまうなら、学校の授業で姿勢を維持することに注意を傾けがちになってしまいます。

すると、逆に先生の話に注意を向けられなくなるかも知れません。

おわりに

いかがでしょうか。

今回は手短に大切なことをお伝えしましたが、念のためまとめたいと思います。

・子どもが何度も同じことで注意されたいわけがない。

それでも姿勢で何度も注意されるということは、何らかの原因がある。

・「この子の気持ちが~」と片づけてしまうのは、お子様をもっと苦しめてしまう可能性がある。

・姿勢は学習とも密接な関わりがある。

今回は姿勢のお話を中心に、日々の学習との関連性にも触れてお話しました。

ところで、私たちは姿勢をそれ程意識していませんよね?それでも維持し続けることが出来ます。これは何故なのでしょうか?

そのことについては、次回にお話したいと思います。

学校内など、お子様の姿勢に関してお悩みの保護者様は多い印象があります。

今回の記事はいかがでしたか?次回のブログもお読みいただくことで、

その背景なども理解することが出来ると思いますので、ご期待ください<(_ _)>

私はお子様を叱ることを否定はしません。そのことが必要な場合だってありますし、

大人も不完全な人間ですから怒りたい時だってあると思います。

ですが、今回の記事をご覧になっていただけたなら、少しでもお子様の味方になってあげられると思うのです。

理論は次回に回しますが、まずは今回の大前提をご理解いただけると幸いです。

体験療育を実施しています。ご相談なども承っております。

お気軽に、お電話やホームページを通してお問い合わせ下さい。

では、今回はこの辺で。

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