2024/12/11 更新:文章校正
子どもが泣いたり困った行動をしたとき、「あまり相手にしない」という対応を続けると、泣かなくなることがあると言われることがあります。この方法は育児のテクニックとして紹介されることもありますが、必ずしも期待通りにうまくいかないこともあります。
例(1)「泣けば大人が反応してくれる」
子どもは「泣けば大人が反応してくれる」と学ぶことがあります。その結果、欲しいものを手に入れるために泣くことが増えてしまうかもしれません。もし、大人がその都度対応してしまうと、子どもは「泣くことが効果的だ」と感じてしまいます。
対応1: 無視する方法
このような場合、「泣いても大人は反応しない」と気づかせるために、大人があえて無視するという対応があります。こうすることで、子どもは次第に泣くことをやめる場合もあります。
しかし、この方法が常にうまくいくわけではありません。なぜなら、子どもにとっては泣くことが一つの感情表現であり、その感情を処理するための手段でもあるからです。無視するだけでは、子どもの感情が十分に解決されないこともあります。
例(2)「子どもは問題解決を試みる」
子どもは自分の問題を解決しようと、さまざまな手段を試しています。うまくいけばその方法を続け、うまくいかない場合は別の方法を試します。
対応2: 子どもに寄り添う方法
子どもの気持ちや欲求を理解し、子どもが自分の力で問題を解決できるようサポートすることが大切です。たとえば、子どもが感情的になっているときは、まずその気持ちを受け止めて落ち着かせたり、何をしたいのかを言葉で確認したりします。その上で、「こうするといいかもしれないね」といったヒントを与え、子ども自身が解決策を見つける手助けをします。
方法の違い
この二つの方法の違いは、子どもの気持ちをどれだけ大切にしているかにあります。
対応1: 子どもの行動を「管理・コントロールする」ことに焦点を当てています。
対応2: 子どもの気持ちに寄り添い、子どもが自分で問題を解決できるように支援するアプローチです。
対応1が誤りというわけではない
「対応1」が必ずしも誤りというわけではありません。しかし、この方法だけでは十分な結果が得られないこともあります。子どもが泣くことをやめる場合もありますが、無理に感情を抑え込むことで、子どもがさらなるストレスや不安を感じることも考えられます。大切なのは、子どもの気持ちを理解し、共感しながら、共に解決策を見つけていくことです。
まとめ
育児では、親も子どもも悩んだり困ったりする場面が多いです。そうしたとき、「相手にしない」という方法だけでなく、子どもの気持ちに寄り添い、共に解決策を探ることが大切です。子どもが自分で問題を解決できる力を育むことは、親子双方が安心して過ごせる環境を作ることにつながります。
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