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テストの解き直しの効果的なやり方をご紹介します!

更新日 2022年7月4日

こんにちは。

いつもクラ・ゼミ札幌東苗穂校第2のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。

今回は、学校のテストを解き直しする際の、効果的なやり方を簡単にご紹介します。

対象は小学校高学年からになります。

突然ですが、

あなたはお子様のテストの答案が戻ってきた際、真っ先に何を見ていますか?

名前ですか?

点数ですか?

名前が雑、点数が低い、ついついこれを見てしまい、

ドッカーーーーン🌋

っていってしまってませんか?

それで、すぐに解き直しなさい!!

と言ってませんか?

しかし、そこは少し待ってください。

これからお伝えすることを知っていただければ、その意味が分かるはずです。

では初めにですが、テストが帰ってきたとき、何を見るのが大事なのでしょうか?

少しお考え下さい。

(考え中)

(考え中)

はい、いかがでしょうか?

これから、その答えと効果的なテストの解き直し方法をお伝えしていきます。

〇テストの解き直しの前提

さて、先ほどの質問の答えからお伝えします。

大事なのは問題用紙を見ることです。

問題用紙をしっかり見てみると、お子様がどんな感じでテストを受けていたかがわかります。

ですので、きちんとしたテストの解き直しをするには、

問題用紙にしっかりと大切な計算過程やメモが残っていることが前提です。

そこは、きちんと伝えてあげる必要があります。

また、いきなり全ての問題を解き直す必要はありません。

それも、無理矢理やらせるのではなく、ご本人が決めた数だけでも良いと思います。

その際に大事になるポイントは、

ご本人が何点を目標にしているかです。

まずはご本人の目標点数に到達するまで、ご自分で決めた問題を解き直してもらって下さい。

自分で決めたことをきちんと遂行していくことで、ご本人の自信にも繋がります。

その際の基準は後で説明しています。

テストの問題を全て解き直すのは素晴らしいことですが、

大人側があーだこーだ言ってしまうと、段々とモチベーションの低下に繋がってしまいます。

テストを解き直すのは飽くまでお子様ご本人です。

そのこともお忘れないようお願いします。

では、解き直す際の具体的な方法をご説明します。

〇間違えている問題を3つに分ける

間違えている問題を、3つのグループに分けて下さい。

分けるグループは以下のようになります。それぞれ、〇、△、▢などで分類すると良いでしょう。

このとき、テストの解答や解説を参考にして下さいね。

分からないことがある場合は、先生や問題が分かる人に質問しましょう。

・ケアレスミス

問題用紙を見て、ケアレスミスを発見してみて下さい。

もったいないミスって意外とあるんですよね。いかがですか?

その問題を解き直す必要はありません。

どこをどう間違えているのか、それをきちんと把握するだけで十分です。

なぜなら、もったいなさがあるので、それだけで記憶できてしまいます。

もちろん、解き直したいならそれもOKです。

・もうちょっとで解けそう

ここが実力を付けるのに大事なところです。

これは、筋トレを思い出していただけると分かりやすいかと思います。

鉄アレイでトレーニングをするとき、あなたは何を選びますか?

軽すぎるもの?重すぎて持てないもの?軽いわけではなく、重すぎるわけでもないもの?

これは、「軽いわけではなく、重すぎるわけでもないもの」を選ぶと思います。

もし、違うものを選んでいるのなら、その方法は改めて欲しいと思います。

現在の自分の実力では少し苦労するくらいの問題を解くことで、

きちんとした負荷がかかり、実力アップに繋がるのです。

ですので私はここを見極めるのが大事だと思っています。

・難問

このグループの解き直しは、大事じゃないわけではありませんが、

余裕があればで良いと思います。

例えばですが、小学生の野球少年が時速160kmのピッチングマシーンを使い、

日々バッティング練習をしたら成長するでしょうか?

目はとてつもなく慣れるかも知れませんが、それ以外はほぼ効果なしでしょう。

このように非常に大きな実力差がある場合、そこに挑んでもためにはならないことがあります。

出来るまで何度も何度も解くのは大事ですが、問題を解けるようになる気配が一向に感じられないのは、

自分と問題に実力差があり過ぎるからです。

それならば、自分には何が足りていないのかをもう一度確認し、その問題を解くために必要なエッセンスや、

もうちょっとで解けそうだった問題を復習しましょう。

しかし、それを知りきちんと実践してきた上であえて難問に挑戦しようとするのなら、

きちんと褒めてあげましょう。

〇おわりに

いかがでしょうか。

まずはケアレスミス・もうちょっとで解けそう・難問の3つのグループに分けて下さい。

その際の重要度は上記で述べていますが、もうちょっとで解けそうを中心に考えると良いと思います。

また、いきなり全ての問題を解き直すのではなく、初めは自分で決めた問題数でも構いません。

ポイントは、自分の目標点数に到達するまでを基準にし、自分で問題を選んで解き直しすることです。

慣れてくれば、段々と時間が短縮されていきます。

さて、今回ご紹介したテストの解き直しの効果的なやり方、ぜひ継続して実践していただけると幸いです。

体験療育を実施しています。ご相談なども承っております。

お気軽に、お電話やホームページを通してお問い合わせ下さい。

では、今回はこの辺で。

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