「駄菓子屋きらり」を始めています。今までに10名以上の方にご利用いただいています。かんたんにシステムをご説明します。
「駄菓子屋きらり」は一人一人専用のお店です。仕入れは保護者の方。どんなお菓子でもOK。文具などを入れて下さる場合もあります。 値段付けは保護者の方と相談しながら、「きらり」の先生が行います。10円単位のものや、18円などの端数をつけるかどうかも保護者の方と相談して決めます。
いつ買うかも保護者の方と相談します。週1回の支援のお子さんで毎回お買い物をするお子さんもいれば、月1回のお楽しみにしているお子さんもいます。
買う金額もまちまちです。好きなだけ買うお子さんもいれば、1回50円と予算を決めてくるお子さんもいます。
こんなお子さんもいます。「1月に100円だけ買ってもいいから」とお母さんに言われています。ビニール袋に10円玉が10個入っています。「先生、きらりは何回?」と聞きました。「今月は5回だよ」と言うと、10個の10円玉を5つにわけて、「1回20円使える」と割り算をまだ習っていないのに、計算します。
この子はきっちり毎回20円ずつの買い物をしていきます。
いただいたお金はこっそり保護者の方にお返しします。商品が少なくなるとまた保護者の方が商品を補充してくれます。
利用していない妹さんもお迎えの時に一緒にお買い物を楽しむ姿も見られます。
メモ帳やホワイトボードに金額を書いて、一生懸命計算する姿が見られます。
「5つ買うから安くならないかなあ」と値段交渉するお子さんもいます。おもしろいですね。
明朗会計、不良在庫なし、健全経営。これがきらりの「駄菓子屋きらり」です。
(この文章は2021年7月に以前のブログにのせたものと同じ内容のものです)
今までUPした学習支援に関するブログです。ぜひお読みください。