小中学校が夏休みに入りました。
新型コロナウィルスによる行動制限等の無い夏休みは久々のことだと思います。
ただ、子どもたちにとっては、夏休みの宿題が気になるところではないでしょうか?
私たち「きらり」の支援内容の一つに、学習支援があります。
ですので、夏休みの宿題があれば、「きらり」に持ってきて先生たちと一緒にやってみようと
声掛けしています。例年、何日かかけて読書感想文に取り組む子や、
学習プリントやドリルなどに取り組む子が少なからずいます。
「きらり」は学習塾ではありませんので、進学のための学習指導はしません。
その子の現状に合わせて、授業の内容についていけるよう、わからないところを
サポートする学習支援です。夏休みの宿題に「きらり」で取り組むのも、
そういう学習支援の一環です。
1ページある中の数問を解くだけで精一杯のお子様もいます。
頑張って2ページ進めるお子様もいます。でも決して子どもたちに無理をさせないように、
私たちは心掛けています。1問でも問題が解けたら「よくできたね」と認めていきます。
ちょっとしたことでも「できた」という成功体験を少しずつ積み重ねていくことでしか、
自己肯定感は育っていかないからです。
これは勉強に限ったことではなく、私たちの支援全体に当てはまります。
ちょっとしたことでも「できた」という成功体験にしていく。
それを積み重ねていくと、夏の終わりには今までと違ったお子様の姿に出会えると、
私たちは信じています。