今回も素敵なマンガありがとうございます。先日、
オトムラシンさんに第1話の裏話(?)をお聞きしまし
た。『壁に沿って歩く』このストーリーにも 3 コマ以
上の出来事があったそうですが、私たち読み手に伝わ
る工夫として、情報の量とコンパクトさとオチだとお
話しくださいました。このことを踏まえるとこのまま
お話ししては、ズレているかもしれませんが、「まさ
くん」は“駐車場”を俯瞰(ふかん)して見ているの
ではと思いました。
確かに駐車場の車の目線から周りを見ると他の車は
きれいに並んでいます。そして、車は常に走っている
わけではないので、駐車場では停止しています。また、
様々な車の形があるのにすべて乗り物というカテゴラ
イズをすることも“創造主(クリエイター)”だなと
思いました。
松崎自身もカテゴライズされたものが複数あると枠
内に収めたくなります。机の上は未だカテゴライズで
きていないので、ぐちゃぐちゃです……。
ただのあそびの意味を考えないでいるよりこれには
何かあるのでは!と考える方が、あそびの中でそのお
子様自身のことが見えてくるのではとも考えました。
私自身が、相手や物事を自分自身の目線でしか見てい
ないからこそ『なんで?』と疑問で終わり、質問攻め
のようになってしまっていまうことがあります。
『もしかして』と同じ目線で考えることで、今まで
持っていない見え方が新しい発見をくれます。まさく
んのあそびの中にもっと触れたいと思いました。
栗林南校児保育士 松崎香里