Aくんは支援の時ににお母さんから離れることができないので、お母さんにいつもとなりにいてもらっています。
お母さんも、いつかAくんがお母さんの元を離れて、いろいろな活動をしてくれないかと願ってみえます。Aくんはお母さんのアシストもうけながら、「きらり」で、いろいろな活動をしています。
Aくんのある日の支援の様子を4回に分けてご紹介します。(1/4回目)
今日の最初のプログラムはシール貼りです。
恐竜のイラストの中に数字が書いてあるので、その数字の順番に好きな色のシールを貼っていきます。
先生が「1~10まで、順番にシールを貼っていきます」とAくんにやることを伝えます。
「先生の言ったこと(指示)を理解してシールが貼れる」
最初のプログラムの「ねらい」です。
1番は「しっぽ」の位置。2番は「頭」の位置。数字はバラバラになっています。
2を貼る時に、A君はプリントをひっくり返して貼りやすい位置に持ってきました。
「すごい」「かしこいね」
先生もお母さんもびっくり。満更でもない表情のAくんです。
少しだけアシストが必要でしたが、10までシールを貼ることができました。
最初の課題ができたことがAくんにとっては、とてもうれしかったのでしょう。次の課題に取り組もうという意欲につながっていきます。(この続きは次回)