「これは何かな?」
Eちゃんの大好きなジェル粘土です。
お見せできないのが残念ですが、
Eちゃんはうれしそうな顔をします。
「さわってごらん」
先生は呼びかけながらEちゃんの手を取ります。
Eちゃんはジェル粘土をさわって、
その感触を楽しみます。
先生がジェル粘土をケースから出して、
Eちゃんに渡します。
「Eちゃん、先生にちょうだい。」
Eちゃんは先生に
ジェル粘土を渡します。
コロコロ コロコロ
先生がEちゃんに粘土を
ころがして渡します。
「コロコロ 楽しいね。
Eちゃんもコロコロしてね。」
Eちゃんと先生の間で
ジェル粘土のキャッチボール。
先生はもう1個ジェル粘土を出して、
「Eちゃん、のびるよ。おもしろいね。」
「Eちゃんもやってみる?」
先生の声かけで Eちゃんもジェル粘土をのばします。
お母さんは、Eちゃんの言葉が出るといいなあと願ってみえます。
先生はジェル粘土を通して、Eちゃんとコミュニケーションを取りながら、言葉を育んでいきます。
先生は、お手本を見せながら、次に何をやるのかを言葉で示していきます。
言葉を育む
先生の指示がわかり、課題に取り組むことができる
こんなことをねらいにしながら、Eちゃんと楽しい時間をすごしています。
感覚遊びは、「つめたい」「やわらかい」「きもちいい」などの感覚を楽しみます。声かけによって、感覚も言葉で表せることを学んでいきます。
遊びながら、たくさんの言葉を身体の中にため込んでいきます。
今まで、本ブログで紹介した、小学校へあがる前のお子さんへの支援(児童発達支援)です。こちらのブログもぜひご覧ください。