(一財)発達支援研究所が職員の困りごとを軽減す
るために開催している相談会に参加しました。
テーマは上の通り、読み書きの苦手な子の支援方法
です。相談会では、「安心して取り組める雰囲気」「読
みの経験」の必要性や、「音読の基本(発声・抑揚な
ど)」「読み書きの楽しさ」の提供など様々な視点で
ポイントが語られました。
これまで、自分は読みの苦手さについては発声や読
みやすさに関わる工夫(見やすいようにマーカーで線
を引く、指で追いながら読むなど)に解決の視点が偏
っていたため、今回の相談会は自身の視点を広げるき
っかけとなりました。
「安心して取り組める雰囲気」という点では、お子
さんとの普段からの関わりも重要だと感じます。誰し
も、苦手な事に取り組むのは気が進むものではなく、
ときに不安も伴うと思います。そんな時に、自分の苦
手を受けとめてくれる、自分が成長できているという
実感を与えてくれる存在がお子さんにとってどれほど
支えになることでしょう。
読みに関する支援技術を意識するとともに、子ども
理解を改めて大切にしたいと感じました。
栗林南校児童指導員 北岡宏太