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指先トレーニング(⁉)【天白校】

更新日 2023年3月17日

「うちの子、指先の力が弱くて」「手先が不器用なんです」・・・そんな言葉を多く耳にします。

指先の力が弱いために、うまく字が書けなかったり、長時間文字を書けなかったり。

指先に力を集中しづらいために、ペットボトルのキャップが自分で開けられなかったり。

 

実は、こんな関係があるそうです。

 キャップの開封力と握力の関係

ペットボトルのキャップを開けるためには、12kgf~45kgfほどの握力が必要になります。

キャップを回す上での条件は、キャップ栓の形状・温度や手指のサイズ・乾燥度なども複雑に関わります。

そのため必要な握力にも幅があるのです。

また、炭酸飲料の方がキャップがきつく閉まっている傾向があります。

 

どうしても開けられない、そんな時には補助具を使うこともあっても良いと思います。

100均ショップで販売しているもので、とても開けやすいものがこちらです。

裏に磁石もついているので、冷蔵庫に張り付けることもできます。

また、上部の部分でプルタブも開けられるようになってます。

 

もちろん、自分で開けられるのがいちばんですが。

 

そのためのトレーニングとしては、指先に力を集中させるトレーニングが必要です。

「どんなことをするとよいですか?」とよく聞かれます。

私たちが小さい頃は、当たり前にやっていたことでも、

今の子たちにはあまり縁のないものが増えています。

 

その一つが、コマ回し。

懐かしく思われる方も多いと思います。

逆さにして回して遊んだりしませんでしたか?

指先に自然と力が入る遊びです。楽しみながらトレーニングができて、一石二鳥です。

(これを自由に扱えるようになると、実はコンパスもうまく使いやすくなります)

 

他には、子どもたちはとても嫌がりますが(笑)、

「草取り」があります。

私たちや保護者の方々は、子どものころ、当たり前にやってきていたと思います。

動作としては、「指先に力を入れて、摘み取る」。まさに指先のトレーニングです。

最近は草取りをする機会も減りましたので、指先に力を入れる機会自体が減ったんです。

指先でモノをつまんだりすることをふやしていかないと!ですね。

 

ちなみに・・・

ペットボトルのフタが開かないことは年齢を重ねてきても出てくる症状です。

「握力の低下」ということのようで、握力が低下しすぎると、骨折しやすくなるそうなので、

親子でトレーニングできるといいですね!

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