自立した人を思い浮かべると
自分でお金を稼いで、自分でご飯を食べていける。
なんとなく「自分一人で立派に生活していくこと」なイメージでしょうか。

さて、「きらり」に通う子どもたちにとっての
自立ってなんだろう？ということを今日は考えてみました。

「将来自立してほしい。」
おおよそすべての保護者の思いです。

子どもたちにとって自立ってなんだろう？
もう少し言い方を変えると
障害のある子の自立ってなんだろう？

一人で問題を解決できるようになること？
自分でお金を稼いで自分でご飯を食べていくこと？
誰からも助けられることなく出来るようになること？

「きらり」豊明校では、これらを目標としていません。


だって、出来ない事は出来ない。
苦手なことは苦手です。

大人でも出来ない事は出来ません。
一人で何でも出来て一人で生きている人なんて
世の中探したってどこにもいやしません。

公的な手続きはお役所に、
住むための設備、場所、全部ぜんぶ
誰かしらに助けられて生きています。

「きらり」豊明校が保護者と一緒に目指す自立の道は
どんなやり方、どんな工夫をすれば
どんな風に手伝ってもらったら
子どもたちが子どもたちらしく生活していけるのか、です。

自分一人で生活が出来ること、ではなくて
困った時に困ったよと頼る方法、頼る場所、あるいは相談相手
こうなった時どうする？そういう手助けを求められること。
生きにくい世界に適応するのではなくて
なんとなく乗りこなしていくための力を身につけること。

そのために必要なスキルや経験を積み重ねていくことを
目指しています。

子どもたちは大人になっていきます。
その時、彼らの生きる社会がどうなっているのかはまだ分かりませんが
少しでもその手助けになれるようにと思っています…(*‘ω‘ *)

こどもサポート教室「きらり」豊明校
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