いつもきらり長久手校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

金木犀の甘く爽やかな香りが漂いはじめました。秋ですね。

　　　　

小さいお子さんがいると、感覚刺激と言う言葉を耳にされたことはありませんか。

でも、感覚刺激は何にいいのか、そしてどんな方法で刺激したらいいのか

分からない人は多いかもしれません。　

　　　

今回の記事では、感覚刺激を簡単に定義してから、　

きらり長久手校ではどんなことに取り組んでいるのかを紹介します。

　　　　

では、さっそく「感覚」と言う言葉を理解してみましょう。　

人間は生まれたときから５つの感覚があります。

それは「味覚」「聴覚」「嗅覚」「視覚」「触覚」ですが、生まれたばっかりの時は

まだぼんやりとしているため、五感を刺激して成長させる必要があります。　

外から刺激することを感覚刺激と言います。

感覚刺激により、脳の発達が促されることも証明されていますので、

お子さんの豊かな発達にはとても大事です。

　　　　　

きらり長久手校では、主に「触覚」、「視覚」と「聴覚」の刺激を行っています。

今から、一つずつの刺激の仕方を紹介します。

　　　　　

①　触覚刺激

触覚の刺激ではスライムや粘土等、様々な質感の素材を通して支援をしています。

物を触ることにより、それはチクチクしているのか、それともフワフワしているのか等を感じて、脳を刺激します。

感覚過敏のお子さんもいるため、嫌がらない程度で教材を紹介して取り組んでいます。

療育室に様々な教材を置いて、お子さんが自ら触ることができるようにすることが多いです。　

自由に触ってから、その教材でどういう遊びができるのかをお子さんたちに紹介します。

　　　　

②　視覚刺激

視覚刺激は目から入る情報を脳に送り、形や色、そしてその変化を理解しながら

身の回りで起こっていることを意識することができます。

こちらの「おばけ」の教材では、おばけさんに食べ物を食べさせて

色が変わるのを楽しむことができる教材です。

単純な遊びでも、とてもいい刺激になります。

　　　　　

③　聴覚刺激

聴覚の刺激では、物事の音を聞いて、その情報を脳に送ります。

そして、脳はその音を区別して身の回りにある物や生き物を意識し始めます。

生まれたての赤ちゃんは両親の声が最初の聴覚刺激になります。素敵ですね。🎶

たまに支援中にカラスやコオロギの鳴き声が聞こえられます。

それについてお子さんとお話をするだけで、生き物の鳴き声が少しずつ分かるようになります。

次に、またカラスやコオロギの鳴き声を聞いたときは、すぐになんの鳴き声なのかが分かるでしょう。

そのほかにも、楽器を通してリズムを練習することもあります。

聞こえた「トントントン」を同じように「トントントン」と叩くことは立派な聴覚刺激になります。

　　　　

今回の記事は以上となります。

感覚刺激についてご興味のある方は、職員たちに是非ご相談ください。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。