きらり白金高輪校は通常は指導員とお子様の1対１の個別療育が中心なのですが、

去る9月23日(金)の秋分の日、この日は就学をひかえた年長さん4名を集めて、

小集団療育を行いました。

小集団の中で、コロコロアタック、コロコロストップという遊びをしました。

コロコロアタックは的に向かってロールを転がして、的を倒す遊びです。

コロコロストップはロールを転がして、任意の場所にピタリとロールを止める遊びです。

今回は、段ボールでカタパルト(発射台)のようなものを作って、そこから転がしました。

ちなみにこのロールはJRの切符の紙を巻いていた芯で、直径14.5㎝、かなり頑丈です。

たまたま駅で配られていたのを手に入れまして、いつか使いたいなと思っていて、

今回使うことにしました。

コロコロストップの時は、乾電池を貼り付けたロールを使いました。

これだと、力の加減でロールがおもしろく転がります。

ロールを転がして的を倒す力強い遊びと、ロールをゆっくり転がして止める遊び。

この正反対の指先の力加減を調節しながら、楽しく遊びました。今回は4人で競いましたが、

競うと言っても優劣は付けません、うまくできてもできなくても、みんなで楽しく遊ぶことが

大事です。個人の目標としては指先の力加減がうまくできるかですが、全体の目標としては

小集団の中で注目をあびながら、勝ち負けを含めて楽しく過ごせたという経験の共有が大切です。

友達を見て自分の順番を待つこと、友達を見て「すごいな」と思うこと、

みんなに見られる適度な緊張を味わうこと、これは小集団ならではの楽しさではないかと思います。

きらり白金高輪校では個別を中心としながら、希望者を募って小集団にも取り組んでいます。