「きらり」多治見校の管理者の深谷は中津川市に住んでいます。今朝のNHKの天気予報。東海３県で一番気温が低のは中津川市で、－7.5℃でした。高山市よりも低いのです。中津川市は「恵那山」のすそ野に市街地が広がっています。冬はちょうどその恵那山の山頂あたりから太陽が昇るのです。そのため、市街地に陽が差すのは７：５０以降。だから冷え込むのです。太陽の陽ざしというのは本当にありがたいものです。

さて、－の計算。中１で習うのですが、これが思ったよりやっかいです。「どうして－を引くと＋になるの？」この質問にどう答えますか。

算数は、具体的なものから半具体的なものへ、そして数字という抽象的なものへと指導します。タイルは「半具体的」なものの代表格です。「きらり」多治見校では、「温度計」を使って「正負の加減」を支援しています。 例えば、「３℃と－２℃の差は何℃ですか」という問題では、「３－（－２）＝」の計算では、温度計の図を用いて支援します。

メモリを数えれば、「５」ということも確認できます。

　「今朝の中津川の気温は－7.5℃でした。高山市の気温は、2℃中津川市よりも高いです。高山市の気温は何℃ですか。」 天気予報からこんな問題も作れます。

※温度計の図はエクセルで作成しました。もし、この温度計の図が欲しいという方がみえましたら、「きらり」多治見校までご連絡ください。データで差し上げます。