毎日暑い日が続いています。皆様、熱中症対策はされていますか?
神奈川県のホームページにとても分かりやすく説明がありました。
ぜひ、ご参照ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/cnt/f7432/index.html
上記のリンクからの抜粋です。
熱中症について
熱中症とは、体温を保つために汗をかき、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や、血液の流れが滞るなどして体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称です。
熱中症は生命にかかわりますが、一人ひとりが熱中症について知識を持ち、行動することで、防ぐことができます。
自分の体調の変化に気をつけるとともに、周囲(特に高齢者、子ども、持病のある方、障害者等は注意が必要)に気を配り、呼びかけあって、みんなで熱中症にならないようにしましょう。
熱中症の症状
次のような症状があったら熱中症を疑いましょう。
- めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、気分が悪くなる
- 頭痛、吐き気、体がだるい、体がぐったりする
- 意識障害、けいれん、体が熱い
熱中症が疑われたら
【涼しい場所へ】冷房が効いてる室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難する
【体を冷やす】衣服をゆるめて、首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やす
※先日受講した救命講習で説明があったのですが、
最近は上記3か所を冷やしても体があまり冷えないことがわかってきたそうです。
手や足などの抹消を濡らしたタオルなどで冷やす方が効果的とのことでした。
【水分補給】水分、塩分、経口補水液などを補給する
水分・塩分の補給をしても症状が改善しない場合は医療機関を受診しましょう。
自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症にならないために
基本的な熱中症対策
規則正しい食生活をするとともに、こまめな水分補給をすることが大切です。
【規則正しい食生活をする】3食(朝食、昼食、夕食)をしっかり食べる(欠食をしない)主食・主菜・副食を揃えた、偏りのないバランスの良い食事を摂る十分な休息をとる | |
【こまめに水分補給する】のどが渇くまえに水分補給(1日あたり1.2Lが目安)起床時や、入浴前後にも水分補給大汗をかいたあとの塩分補給も忘れずに身体に影響を与えるような暑さの中で失われた水分、電解質を補給する |
適切な環境とそれに照らした行動変容に加え、暑さに備えた事前の体づくりが大切です。
【暑さを避ける】
室外炎天下や高温多湿の場での作業や運動は避ける日傘や帽子の着用、日陰を歩く、こまめな休憩をとる(帽子は時々はずして、汗の蒸発を促す) | |
室内冷房や扇風機で温度を調節、風通しをよくする、遮光する(ブラインドや簾の利用)室温をこまめに確認する |
※暑さの感じ方は、人によって異なります。節電を意識するあまり、熱中症対策を忘れないよう注意してください。気温が高い日や湿度の高い日には無理な節電をせず、適度に冷房や扇風機を使いましょう。
衣服吸汗・速乾素材や通気性のよいもの、ゆったりしたものを着用する |
【暑さに備えた体づくり】
暑くなり始めの時期から適度に運動し、体を暑さに慣らす体を鍛えて、筋肉をつけるようにするコロナ禍だからこそ、「食・運動・社会参加」で未病改善を!! |
熱中症警戒アラート発表時は、特に気を付けて!
熱中症による救急搬送者数は増加傾向にあります。特に、熱中症警戒アラートが発表されている日には熱中症になりやすく、救急搬送者数が多くなる傾向があります。
熱中症警戒アラートとは・・熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症にならないように行動をとることを促すための情報です。熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境(最高暑さ指数※33以上)になると、予測される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。令和3年度から全国で運用されます。 |
ご家庭でも経口補水液の常備をお勧めいたします。
また、保護者の皆様にお願いです。
「きらり」に来る時には水分の持参もお願いいたします。
空調には気を付けていますが、支援の途中でも水分を飲めるように、と思います。