いつもきらり長久手校のブログをご覧いただき、ありがとうございます。✨
皆さんは「ワーキングメモリ」と言う言葉をお聞きになったことがありますか?
今日の記事では、ワーキングメモリの定義ときらりではどういう教材を通して支援を
行っているかのを紹介致します。
ワーキングメモリは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶することです。
記憶した情報を処理して、利用することもワーキングメモリです。🌟
私たちは気づかずにワーキングメモリを日常生活で沢山使っています。
学校や仕事、家庭内の会話などによく使われている能力です。
ワーキングメモリが弱いと、頼まれたことを直ぐに忘れてしまったり、
一度に2つ以上のことを処理出来なくなったりします。😥
学校では、先生に「教科書の○○ページを開いてください」と言われたとき、
実際に教科書を持って、開くこともワーキングメモリになります。
そして、文字を黒板からノートに写すとき、ワーキングメモリが弱いと、
文字の形や文章などを記憶することが難しくなり、写せないお子さんも少なくないと思います。
ワーキングメモリを鍛える方法はいくつかありますが、
今回はきらり長久手校で作成した教材を一つ紹介したいと思います。🙂
こちらの教材で以下のことが可能です。
① 夏の言葉に触れる
② ハサミの練習
③ ワーキングメモリの刺激
利用者さんたちに、絵をハサミで切ってもらってから、下の見本を15秒見せます。
イラストの位置を記憶して、後から同じ順番に貼る練習を行います。
3つのイラストを上手に覚えられる利用者さんたちには
イラストの数を増やして難しくしています。
そして、イラストを利用者さんの好きな物に合わせて変更することも可能です。
このように、遊びを通して、ワーキングメモリの刺激を行っています。
ワーキングメモリを鍛えることで、短期記憶や長期記憶の力を伸ばすことにも繋がります。
このような課題に興味がありましたら、職員たちに是非ご相談ください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。✨