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【お子様はどうですか?】自己肯定感が低いのは、何が問題なのでしょうか?

更新日 2022年12月15日

こんにちは。

いつもクラ・ゼミ札幌東苗穂校第2のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。

あなたは、「自己肯定感」という言葉を良く聞きませんか?

このような言葉、私たちが子どもの頃は聞いたことがありませんよね。

私が良く聞くようになったのは、この仕事に就いてからです。

ところで、この自己肯定感というのは高い人と低い人がいらっしゃるようですが、

一体何が問題になるのでしょうか?

どこか漠然とした言葉なので、何となく意味は分かるような気はしますが、具体的に何が問題なのか分からないのが実情ではないでしょうか。

そこで今回は、自己肯定感について、低いとどのような問題が生じるのかをご説明したいと思います。

〇自己肯定感について

・自己肯定感とは

まず、自己肯定感の簡単な説明から入りたいと思います。

自己肯定感とは、読んで字の如く、自分に価値があると思える感覚のことを言います。

良く問題視される「自己肯定感が低い」とは、自分に価値があると思えない状態のことを言うんですね。

逆に自己肯定感が高いというのは、自分に価値があるとしっかり思えているということです。

・不思議に感じませんか?

でも、どうでしょうか?

ふと思われるかたがいらっしゃるかも知れませんが、私たちも自己肯定感が決して高いわけではないですよね?

この人は自己肯定感が高いな、そう思える人はそれ程周りにいらっしゃいますか?

私個人の意見となってしまいますが、そんなにいらっしゃらないと思います。

そうなると結局、自己肯定感が高い低いって、一体どういうことなのか分からなくなりますね。

よって、自己肯定感が低いことが決して悪というわけではないでしょう。

また、その人の性格を見て、行動的な人は自己肯定感が高い、少しゆっくりしている人は自己肯定感が低いと判断される方がいらっしゃいますが、

性格と自己肯定感の高低は関係ありません。

では、自己肯定感が低いとどのような問題があるのでしょうか?本題に入っていきましょう。

〇自己肯定感が低いことで引き起こされる問題

自己肯定感が低いとどのような問題が生じやすいのか、そのことについて簡単に触れていきます。

・自分で物事を決められない

自分の存在に価値があると思えないということは、自分では物事を決められないことに繋がりやすいです。

何故なら、自分の考えや行動が、周りに受け入れてもらえないと感じてしまいやすい傾向にあるからです。

これは、自分の行動にも影響があるでしょうし、何より人間関係にも大きく影響します。

人間関係に問題があるお子様は、自己肯定感が低い傾向にあります。

それは、物事を判断する自信がなく、他者に流されやすいことが原因の一つです。

また、自分の心の穴を周りに埋めてもらうために、SNSなどに依存しやすくなります。

・マイナスの要素になる行動を繰り返す

悪い習慣は身に付きやすいと聞いたことはありませんか?

上述したように自分で物事を決められないということは、自分が悪い習慣の中にいても、自力で抜け出そうとしないことに繋がります。

また、内省する力が弱いので、怠惰的になりやすい傾向を持ちます。すると、その中で身に付いた習慣をそのまま引きずっていきます。

自信がない人間の思考が癖になっていますので、それが習慣付けられ、積み重なっていきます。

その結果、色んな問題に繋がりやすい状況が生まれます。

例えばですが、

「やれば出来る範囲の勉強の単元」

「どうせ俺はバカ。やっても出来ない」

「何もせず、テストの点数が悪く、更に自信喪失」

こういった流れを自身で作ってしまいやすいのです。

いかがでしょうか。

繰り返しますが、自己肯定感が高いとか低いなどは、実際には分かりません。

あえて述べるならば、ご説明した問題を抱えていらっしゃる人は、自己肯定感が低いと言えそうです。

また、著しく低い状態は、その人の様子を見ていれば分かることもあると思います。

こういった問題を抱えている人は、何かしらのトラブルに遭遇することが多くなるでしょう。

つまり、自己肯定感の高低はもちろん問題になるのでしょうが、

さらに問題となるのは自己肯定感を下げてしまう環境にいること、

自己肯定感が低いことで支障をきたす環境にいることです。

〇おわりに

今回はちょっと難しい内容のブログになってしまいました。

何故、自己肯定感に関する記事を投稿したか述べますと、

発達に凸凹があるお子様は、小さい頃からどうしても大変な状況下に置かれてしまいがちだからです。

例えばですが、、、

・周りが出来ていることがどうしても出来ない

・周りと同じ行動がしづらい

・興味や関心が他のお友達と違う など

これらはほんの一部ですが、他の人とどうしても違ってしまうと、それが疎外感に繋がるなど、

自己肯定感を下げる原因になります。

そして、そのループに入ってしまうと一人では中々抜け出せず、精神疾患や不登校など、

いわゆる二次障害に繋がってしまいます。

出来ればこういう状況になどならず、お子様には楽しく毎日を過ごして欲しい。

それが私の願いです。

ですので、適当な支援を行ったり環境を調整するなど、

そういう原因とはなるべく向き合っていくことが大事だと思います。

必要な支援は様々で、サポート出来る機関は多くあります。私たち療育機関もその一つです。

発達に関することなどでお悩みであれば、ぜひご相談下さい。

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よろしければこの機会にご視聴下さい。

体験療育を実施しています。ご相談なども承っております。

お気軽に、お電話やホームページを通してお問い合わせ下さい。

では、今回はこの辺で。

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