こんにちは!こどもサポート教室「きらり」高松伏石校です!
高松伏石校では、感覚統合を促す発達遊びをたくさん支援に取り入れています。
今回ご紹介するのは「段ボールつみつみ」です!
1月に開催した「あそび博」でも人気ナンバーワンだった段ボールつみつみ。
やり方はかんたん!段ボールを積むだけです(*^-^*)

高く積むのは大人でもなかなか大変です。

スマホやタブレット、現代の生活様式やコロナ禍もあって、家の中で座って過ごすことが多く、猫背気味のお子さんは増加しています。また、不安やストレスは体の緊張を高め、背中の筋肉をかたこわばらせることから、感情のスイッチが入りやすいお子さんは、背中の筋肉が硬いともいわれています。
段ボールを積もうとするだけで、楽しく遊びながら背すじを伸ばすというトレーニング効果を得られます。
高松伏石校では、天井まで積んでみるチャレンジにも取り組んでいます。

天井までの空間に、ぴったりな箱はどれかな?と考えることで、空間認知能力や、問題解決力を育てることも期待できます。
また、試行錯誤する中で、たくさん積むには、箱の側面を上にしたほうがいいのか?開け口を上にしたほうがいいのか?等、体験をもとに気づきを得るお子さんもいらっしゃいます。

遊びのアレンジとしては、

積むだけでなく、たたむのも手先の力を育てる効果があります!
☆このあそびで育つ力☆
・空間認知能力を育てる
完成形をイメージしながら形を組み合わせていく作業が、空間認知能力を高めるのに効果的といわれています。
「空間認知能力」というのは、空間にある物の位置・形・大きさ・速さ・向きなどを、素早く正確にとらえる能力のことをいいます。
空間認知能力が高いと、実際に目の前にない物でも素早く頭の中で結び付けてイメージすることができます。
例えば、日常の場面では、地図を見て行き先を把握する、バスケットボールやサッカーのゴール位置をとらえ正確にボールを放つ、展開図を見て出来上がりの形をイメージする、といったようなときに発揮される力です。
スポーツの上達が早い・絵や図をうまく描ける・算数や理科の理解が早いといったことのほかにも、自転車や車の運転がうまい・事故に遭いにくい・時間の長さをイメージできる・物事の手順を素早く考えられるといったよさがあります。
・握力、手先をうまく使う力(巧緻性)の向上
握力とは、モノをつかむ力だけではなく、モノをつかみ続ける力、重いものを持つ力、指先で握る力をいいます。筆圧が極端に高い低いといった書字や集中力にもかかわるので、学習面はもちろん、跳び箱やキャッチボール、なわとびなど、スポーツ面でも関係があります。
巧緻性とは、手や指の細かい動きをコントロールする能力のことを指します。この能力は、文字を書く、絵を描く、はさみ、物を組み立てるといった日常生活で使うさまざまなスキルに関係します。子どもの巧緻性は、精密な手の動きを要する活動を通じて発達します。手指の神経は脳の広範囲の働きに直結しているので、手指を動かすことは脳を活性化するといわれています。
・論理的思考、問題解決能力を育てる
段ボールを高く積むために目標を設定し、段ボールの向きや置き方など、いろいろな方法を考えます。このような活動は、子どもの論理的思考や問題解決能力を養ううえで効果的です。
・自己効力感を育てる
手先の技術が向上し、細かい作業がうまくできるようになると、子どもは自分の能力に
自信を持つようになります。
この自信(自己効力感)の向上は、子どもが新しい挑戦に積極的に取り組むことを促し、成長するための意欲を高めます。子どもは自分ができることを信じ、難しそうな課題にも立ち向かう勇気を持てるようになります。
・協調性
家族や友達、指導員と協力して活動に取り組み楽しむなかで社会性、協調性が育ちます。アイデアを出しあったり、力を合わせて一緒に作るという活動を通して、子どもはコミュニケーション能力やチームワークの重要性を学びます。ほかの人と協力しながら活動することで、思いやりや配慮の気持ちを育てることができるでしょう。

こどもサポート教室きらり 高松伏石校
開所日 月曜日~土曜日(祝日も開所しております)
開所時間 10時~19時
場所 高松市伏石町2145-12
☏ 087-814-4911


