小学校就学に向けて
4/29(金)にオンライン保護者会を実施いたしました。
今回のテーマは、養護学校教員の経験のある平塚校の児発管より
横浜市の小学校就学準備や流れについてのお話しの後に、質疑応答を行いました。
①一般学級「通常学級」
🔹学級規模‥40名(※1,2年生は、35人学級)に対し、教員1名
🔹教育課程‥学習指導要領で定められた学年で指導する内容
学年ごとに系統たてられている。
🔹特別支援教育に関する相談窓口(児童支援選任:特別支援教育コーディネーター)
🔹配慮が必要な児童への具体的な支援
・学級内での支援…座席の配慮、教材の工夫、言葉かけの工夫など
・TT(チームティーチング)の活用
・特別支援教室等における個別的な指導
②進級指導教室
〈対象〉
🔹一般学級の学習におおむね参加可能な児童生徒(知的発達の遅れがない)
🔹弱視、難聴、言語障害、情緒障害、自閉症、LD、ADHDなど
特別な支援、指導を必要とする児童生徒のための教室
〈目的〉
一般学級で教科指導を受けることを基本とし、一部の時間だけは進級指導教室に
通い、障害などに基づく学習上または生活上の困難の改善・克服
③個別支援学級(特別支援学級)
🔹学級種‥①知的障害 ②自閉症・情緒障害 ③弱視
🔹学級規模‥児童生徒8名に対し、教員1名
🔹教育課程‥一般学級、特別支援学校を参考にお子さんの
実態に合わせて特別な教育課程を編成
🔹個の実態等に応じた指導計画の作成
🔹指導形態‥基本的に学級ごと、合同やグループで活動することもある。
🔹指導の工夫等‥興味関心に応じて、教材の工夫、体験的な学習、日常生活
動作の学習
🔹交流及び共同学習‥児童の実態に応じて計画的に一般学習と実施
④特別支援学校(養護学校)
🔹部門‥視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱
🔹学級規模‥児童生徒6名に対し、教員1名
🔹教育課程‥特別支援学校の学習指導要領を基に、児童の障害の状態や
特性及び発達の程度に応じて、教育課程を編成します。
🔹個の実態等に応じた指導計画の作成
🔹指導の工夫等‥興味関心に応じて、教材の工夫、体験的な学習、日常生活動作の学習、
コミュニケーション、身体機能の向上、交流及び共同学習(学区の学校と)
◎近隣の特別支援学校(養護学校)
(市立)本郷特別支援学校 港南台ひの特別支援学校
日野中央高等特別支援学校(高等部)二つ橋高等特別支援学校(高等部)
若葉台特別支援学校(高等部)
(県立)鶴見養護学校 高津養護学校 金沢養護学校 麻生養護学校
みどり養護学校 保土ヶ谷養護学校 瀬谷養護学校 藤沢養護学校
(私立)聖坂養護学校
◎特別支援学校の就学希望について
①特別支援学級への就学を希望する場合でも、必ず学区の学校で面接及び個別支援学級
等の見学も行ってください。
②特別支援学校の見学は就学相談の年度に必ず行ってください。
③特別支援教育総合センターでの就学相談後は、保育園・幼稚園・地域療育センター等
の関係機関と連携を図りながら、児童の実態を総合的に把握し2次相談を行います。
④特別支援学校の指定は、教育委員会が行います。保護者の希望ではありません。
⑤相談の申し込みは、6月下旬までです。早めに相談申込をしてください。
⑥私立聖坂養護学校と国大附属特別支援学校を受験する場合は、必ず相談申込書に記載して
ください。
『就学相談の内容について』
・進級指導教室の利用 特総センターでの「就学相談」が必須
・個別支援学級への入級 ⇒
・特別支援学校への就学
『見学・説明会について』
・特別支援学校・養護学校‥保護者から原則、直接、学校に申込み。学校のホームページ
に学校見学日の案内等が載っています。
・一般学級、個別支援学級‥保護者から直接、学校に申込み
・通級指導教室‥情緒障害通級指導教室の判断となったお子さんの保護者を対象に
12月下旬~2月下旬頃に各通級で説明会があります。詳細は相談時に案内があります。
~ポイント!~
◎それぞれの就学の仕方には、それぞれ特徴がある
◎「メリット」「デメリット」がある
◎お子さまがのびのびと学習できる環境か?
◎そこで学ぶ姿を具体的にイメージしてみる
校舎情報・アクセス
こどもサポート教室きらり「センター南校」
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央46-4 S-Fビル3階
電話:045-511-8848
メール:centerminami@kurazemi.co.jp
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