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ブーメラン効果~よりよい指示の出し方~

更新日 2025年7月31日

こんにちは!

こどもサポート教室「きらり」草津駅前校です☺

今回は「宿題をしなさい」とついつい言いたくなる場面での対応について心理学的な視点からお話をさせて頂きます。

宿題に取り掛かる様子のないお子さんに対して「早く宿題をして」と伝えてもなかなかこちらの思うようにはいかず・・・お子さんも反発して余計に宿題に取り組むまで時間がかかってしまったという経験はありませんか??

注意をする方もされる方もこれではしんどい思いをしてしまいそうです💦

この状況がなぜ生じるのかについて心理学の「ブーメラン効果」という話から解説をさせて頂きたいと思います。

「ブーメラン効果」とは相手に対して何かを説得するとそれに対する反発心が相手に生じ、説得した行動とは余計にかけ離れた行動を取られてしまうことです。

「ブーメラン」という名の通り、こちらが飛ばそうと意図したものが逆方向(逆効果)で戻ってくるというイメージです。

そのため、先ほどの「早く宿題して」の説得に対しても反発されてしまい逆効果で終わってしまうことがあるわけですね。

人は他者に説得されるなどして自分の自由が脅かされたと感じるとその自由を守り切ろうとするための強い気持ちが働くことがあります。それにより説得されたとおりには行動せず自分の意思を貫くためのバリアをしっかりと張ってしまいます。

では、どのようにしてお子さんに声掛けをすればお互い気持ちよく過ごすことができるのでしょうか。

それには説得ではなく選択肢をあげるコミュニケーションの取り方がおすすめです☺

例えば、「宿題をしなさい」と言ってしまうとそれを聞いたお子さんが自由を脅かされたと感じる可能性があります。そのため、説得ではなく「宿題は何時ごろにする?」や「ゲームの前か後、どっちで宿題する?」など選択肢をあげると気持ちの負担は減るかもしれないです。

このようなコミュニケーションも意識しながら療育も行っておりますが、お子さんとの信頼関係や指示した内容で行動は変わることがあります。療育の現場でも色々な声掛けを行いながらそれぞれのお子さんに合ったコミュニケーションの取り方を探していきたいと思っています☺

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こどもサポート教室「きらり」草津駅前校

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