
最近は全国的に大雨の被害が増えており、川の氾濫や道路の冠水などによる「水難災害」が心配される場面が多くなっていますね。
そこで先日、きらり山口宇部校では「水害時の防災訓練」を実施しました!
今回は、宇部市の水害ハザードマップを子どもたちと共有して地域の防災について色々な側面から学びました。
ハザードマップってなに?
ハザードマップとは、災害が起きたときに、どこが危険になりやすいのかを地図で示したものです。
特に「水害ハザードマップ」は、
・どの地域が浸水しやすいか
・どのくらいの深さまで水が来るか
・安全な避難場所はどこか
などが、色分けされた地図でひと目でわかるようになっています📍
わが家は安全?一度確認してみよう!
お住まいの市区町村のホームページで「○○市 水害ハザードマップ」と検索すると、すぐに見ることができます。
【ハザードマップを見るときのポイント】
✅ 自宅や学校、職場がどのエリアにあるか
✅ 避難所までの道が安全かどうか
✅ 浸水の深さがどれくらいになるか

水害対策に関するクイズを行ないました
今回は避難訓練に加えて水害時の防災に関するクイズを子どもたちに出題して、答え合わせとその理由の説明もしました。今回の避難訓練で使った問題を3題シェアしますので、是非チャレンジしてみてください。
①大雨や集中豪雨のちき、水の中を歩いて避難するときの履物としてふさわしいのはどれでしょうか?
・スニーカー
・サンダル
・長ぐつ
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大雨や集中豪雨のとき、水の中を歩いて避難するときにふさわしい履物は……
✅スニーカー です。
理由:
スニーカーは足にしっかりフィットし、脱げにくく、動きやすいです。
水に濡れてもある程度は歩行をサポートできます。
ガラス片やがれきなどの危険から、ある程度足を守ってくれます。
❌ 長ぐつは?
→ 水の中で脱げやすく、水が入ると中で足が動きにくくなります。歩行の妨げになることも。
❌ サンダルは?
→ 脱げやすく、足がむき出しになるため、ガラスや釘などでけがをするリスクがあります。
災害時には「動きやすさ」「安全性」「脱げにくさ」がポイントです。
ご家庭でも非常用バッグに、古いスニーカーを1足入れておくと安心ですね。
②自宅の床(50㎝くらい)まで浸水しています。あなたの家が2階建ての場合、どのように非難しますか?
・避難所に避難する
・自宅の2階に逃げる
・警察署、消防署に電話して避難の仕方をたずねる
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✅ 正解:自宅の2階に逃げる です。
理由:
床上50cmほど浸水している場合、すでに外は水が深くなっており、むやみに外へ出ると命の危険があります。
このようなときは、「垂直避難(上の階に避難する)」が基本です。
③水があふれて道路などが浸水した場合子どもがあるいて避難できる水の深さはどれくらいでしょうか?(水の流れが速くない時)
・腰
・膝
・足首
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正解は:足首 までの深さです。
🚨 理由:
たとえ水の流れが速くなくても、子どもは体が小さくてバランスを崩しやすいため、水位が高くなるととても危険です。
各選択肢の解説:
✅ 足首
安全に歩けるのはこのくらいまで。
それでも滑りやすくなっていることがあるので、注意が必要です。
❌ 膝
子どもの場合、膝までくると水の抵抗で歩くのが困難になります。
少しでも流れがあると、転倒や流される危険性が高まります。
❌ 腰
非常に危険。自力での移動は困難で、命にかかわる深さです。
水害に関するクイズはいかがでしたでしょうか?
水害はいつどこで起きるかわかりませんが、正しい知識と事前の備えで命を守ることができます。
こどもサポート教室きらりでは、今後も子どもたちの「安全」と「自立」を支えるため、定期的に防災訓練を行っていきます。
おうちでも、ぜひお子さまと一緒に「もしものとき」の話をしてみてくださいね😊
お子さまの事で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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