空間認知能力を楽しみながら鍛えるために作成しました。
空間認知能力とは、物の位置、形、方向などを正確に把握する力です。
例えば、算数では、体積を求める問題があります。
図で書かれることが多いのですが、図は立体であるものを平面に描いているわけです。
1cm×1cm×1cmの立方体のブロックをいくつか図で表し、全部でブロックはいくつありますかというのは体積の学習の導入で使われますが、この空間認知の力が弱いと頭の中でイメージができないのです。
今回の教材は実際にテで触れて、形を作っていくことで空間認知の力を楽しみながら高めていくことをねらいに作成しました。

ペーパーストローをゴムでつなげて作ったものを、カードに書いてある形に変形していきます。
挑戦した子は、くにゃくにゃと曲がる感触を楽しみながら形を作り、「できた」と笑顔で伝えてくれました。
自分で形を考えたり、見立て遊びをしたりといろんな使い方ができそうです。
