9月も下旬にさしかかりましたが
まだまだあついですね💦
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以下は、山本登志哉先生(発達支援研究所 所長)の
コラムの抜粋です。
私たちが元気になるときはどんなときでしょう?
ひとつは他の人から褒められたとき。
じゃあ元気がなくなるのは?
逆にけなされたときです。
もうちょっというと、
「自分が認められた」と感じるとき、人は元気になります。
発達障がいの特性を持つお子さんがつらいのは、
「認めてもらえない」ことがすごく多いからですよね。
そして周囲が「認められない」のは
「当然と思っている期待から外れることをする」からです。
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きらりにお子さんが喜んで通ってこられるようになるケースがとても多いのは、
スタッフの皆さんが全身でその子を「認めてあげる」からだと私は思います。
なかなか理解されず、
また周囲も理解しにくいお子さんをどう受け止めていけるか。
支援の一番の課題ですね。
山本登志哉(一般財団法人発達支援研究所 所長)
大人も同じです。
けなされるばかりの職場にいるか
何かを成し遂げたとき、少しでもうまくいったときに
認めてもらえるような職場にいるか。
うまくいかないことが多くても
その1回の認めてもらえる言葉が
気持ちを支えてくれます。
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お子さんが
「きらりには行ってもいいかな」
「先生にこんなことを話したいな」
「できるようになったのを見てもらいたいな」
と、家庭以外の居場所になればいいなと思います。
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お子さん自身は苦手なことについて
何か感じ取っていると思います。
だからこそ
「少しでもできたことを認める」ことで
「僕はこんなことができるようになった!」と
自信につながるような支援をしていきます。