株式会社クラ・ゼミは京都大学とDCD(発達性協調運動症)の共同研究を行い、DCDXプロジェクトとして不器用なこどもたちを支援するデバイス開発に取り組んでいます。
1/17㈮京都大学でのミーテイングに修学院校・児発管も参加してきました!
その時の様子をほんの少しですがお伝えいたします。
まずはDCD(発達性協調運動症)についてです。
発達性協調運動症(Developmental Coordination Disorder)
生まれつきの脳の特異性により、日常生活で道具を使ったり、スポーツをしたりすることに苦手さがみられます。練習する機会の少なさや本人の努力不足、保護者のしつけ、関わり方が原因ではありません。
私も「極端な不器用さん」「生活に支障が出るレベル」など保護者様とお話しさせていただくことがあります。「きらり」でも手遊びや折り紙、粘土などを療育活動に入れさせていただき、できることを増やしていく取り組みをしています。
それを、京都大学で研究・開発しているデジタル支援機器を発達支援にプラスすることでこどものやる気を引き出し、「できた!」という体験を増やしていこうというのがDCDXとなります。
そのデジタル機器が、各校舎でも実際にお試しで使っていただく段階まできました!!
実は、修学院校には2024年夏に京都大学から来校いただき、指導員さんたちが触ってくれていましたが、その時よりも反応面など改善されていました。
各校舎のプロジェクトチームの先生方も熱心に、そして楽しく取り組んできました。
年齢的なものや切り替えなど各自の課題もありますので、全員にお試ししていただくことはできませんが、やってみて欲しいなと思うお子様については保護者様にお声がけさせていただきますので、ぜひご協力いただければと思います。
また、「手先を動かす力」「体を動かす力」の検査会(@京都大学)は引き続き行われております。まだ検査を受けておられない方はお気軽に児発管までお声がけください。