お知らせ

☆感覚統合☆

更新日 2024年11月4日

こんにちは!こどもサポート教室きらり高松伏石校です!

感覚統合ということばをきいたことがありますか?

私たちが日常生活の中で感じる様々な刺激や、感覚情報を交通整理をして、うまく体を動かすようにする働きです。

感覚は、体のいろいろな器官を通して脳に伝えられます。

感覚を感じるのは、味覚・嗅覚・触覚・聴覚・視覚の、いわゆる五感を連想することが多いと思うのですが、実は「五感」以外にも私たちにとって重要な感覚があります。

それは、身体のバランスを取るときに使う「平衡感覚(前庭覚)」、身体の動きをコントロールするときに使う「固有感覚(固有受容覚)」です。

この7つの感覚をバランスよく使い(統合し)ながら、様々な活動をして、その活動が新たな感覚刺激を生み、より複雑な行動や対応ができるようになっていきます。と、言うのも…

家づくりにまず重要なのは、しっかりとした土台を作ることですよね。しっかりとした土台の上に素晴らしい家が建つのと同じで、発達にも土台が重要です。この図のように、土台の基礎感覚を統合させることで、より複雑な能力機能を築きながら、運動や学習の力が積み上がっていきます。

さて、感覚にも自覚しやすい感覚と、自覚しにくい感覚があります。

1つ1つの感覚につまずきがあるとバランスが悪く、統合することが難しくなります。よって、生活のいろいろな場面で本人や周りの人たちの活動に支障をきたすことがあります。

聴覚の過敏など(大きな音が苦手)は、困り感の原因が特定できて、比較的配慮しやすいのですが、基礎感覚(体性感覚)といわれる「触覚(原始系と呼ばれる本能的な感覚)」「固有覚」や「前庭覚」3つの感覚のつまずきは自覚しにくいだけでなく周囲からも認識しにくいため、困り感につながる行動が単なるわがままととられたりすることがあります。

発達にアンバランスを抱えた子どもたちの大変さは、なかなか理解されていないのが現状です。

次回のブログでは、この基礎感覚の困りごとをふまえて、ご家庭でもできる支援(発達あそび)についてご紹介していきます!

☆彡こどもサポート教室きらり 高松伏石校

〒高松市伏石町2145-12

☏087-814-4911

月曜日~土曜日開所(祝日も開所しております)

※こどもサポート教室きらり高松伏石校では、お子さまの発達についてのご相談を承っております。

無料相談・お問い合わせ

教室や子育てに関する
お悩み・お問い合わせは
以下からお問い合わせください

お問い合わせ