こんにちは!こどもサポート教室きらり高松伏石校です!
前回の更新から、少し時間が空いてしまいましたが、ビジョントレーニング4回目のお話です。
前回までのおさらいーーーーーーーーーーーーーーー
①ビジョントレーニングとは、「目と脳と身体をよりよくつなぐ取り組み」で、
ビジョントレーニングにおける「みる」とは、「見て(入力)」「脳で理解し(処理)」「身体を使う(出力)」までをいうことをいう
②私たちは、視力を介在させながら、五感+固有覚・前庭覚を使って、外界からの刺激を感じ取り、脳でうまくそれらの情報を処理して、意味を理解したり、体を動かしていること(感覚統合)。
そして、生きづらさを抱えたお子さんは、この感覚統合につまづきが多くあるといわれていること
③感覚統合がうまくいかないのは「原始反射」が残存している可能性があること
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□引っ込み思案で臆病、消極的、内弁慶
□極度の人見知り・不慣れな場所への不安
□環境の変化を極度に嫌う、嫌がる
□小さな物音でもびっくりする(光や音に過剰反応)
□緊張すると動けなくなり、ことばもなくなり、固まってしまう
□感覚過敏傾向 人ごみを嫌う・車酔い・場所酔い
□家では話すが、場所が変わると話せなくなる場面緘黙など感覚の乱れ
□ストレスに弱い
□失敗が怖い
□うまくいかないと癇癪をおこす
□服の材質にこだわる、タグが気になって服が着られない(肌の感覚が過敏)
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こんなところがあるお子さんいませんか?
お子さんが極度に心配性だったり、不安になりやすかったりする場合、「恐怖麻痺反射」が残存しているかもしれません。
恐怖麻痺反射は、文字通り恐怖を感じると固まってしまう反射です。
赤ちゃんが胎内にいるときに、お母さんがストレスを感じても、その影響から赤ちゃんが自分を守るための反射です。お母さんが妊娠初期にストレスを感じていると、生まれてからこの反射が残ってしまうことが多いといわれています。
この時期の赤ちゃんは心臓と肺のみ機能しているころで、まだ脳神経からの指令で身体を動かすことができないので、防衛反応として肩・首・身体を固めて身を守ろうとするのです。
妊婦さんがリラックスしてゆったりした気持ちで過ごすことは、おなかの赤ちゃんにも大切なこと。初めての妊娠は、不安な気持ちになることが多いので、恐怖麻痺反射が残存しているのは初めてのお子さんのケースが多いようです。
(残存した場合)
・呼吸(リズミカルに吸ったり吐いたりするのが苦手で呼吸が浅い)息を止めやすい
・筋肉(背面の肩や背中、ふくらはぎが固まる)
・注視が苦手
(恐怖麻痺反射統合のためには)
この反射は身体的にみると、お母さんのストレスを感じると全身を固める反応です。
お母さんからのストレスの悪影響から身を守るための働きで、背面が固まる反射なので、背中をゆるめる遊びや運動をやってみましょう。
☆金魚体操
ゆったりとお子さんを仰向けに寝かせます。
お父さんお母さんは足首を優しく持って、左右にゆっくりと動かします。
腰がくねるようにしてください。
ゆらゆらと腰が揺れて金魚のような動きの体操です。
☆お手玉まわし
これは立って行います。お子さんに手のひらを上に向けて前に出してもらいましょう。
その手のひらにお手玉を一つずつ乗せてあげてください。
お手玉を落とさないように、肩を横、前とゆっくり動かしてみましょう。
手の甲にのせて行うと少し難易度が上がります。
☆ストレッチポール
ストレッチポールのうえに背中が当たるように寝ましょう。
ストレッチポールが背中でごろごろするように動きます。
ポールは体に対して垂直・横、両方やってみましょう。
もちろん、そのくせや傾向があるからと言って、必ずその原始反射が残っているとは限りませんし、他のことが原因になっていることもあります。でも、すくなくともここでご紹介する体操や遊びは、どんなお子さんにもメリットがあります。
きらり高松伏石校では、プロトレーナーによるビジョントレーニングを支援に取り入れています。脳科学という根拠をもって、体操や遊び、プリント学習などを通して、みるチカラを整え、原始反射の統合を促していきます。
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