こんにちは!こどもサポート教室「きらり」高松伏石校です。
いよいよ明日から12月ですね。高松伏石校の近くの大きな通りでは、
少しずつイルミネーションの準備がすすんでいます。
都会のイルミネーションにはかないませんが、毎年、少しずつ意匠が異なるイルミネーションを
今年はどんなのだろう?子どもたちも楽しみにしています。
さて、今回もビジョントレーニングについてお話します。
ビジョントレーニングを簡単に言うと「目と脳と身体をよりよくつなぐ取り組み」で、
人は外部からの情報の、その8割は目から取り入れていること、は前回お話しましたが、
目以外にも情報を取り入れる感覚器がありますね。
そう、鼻や耳、手などの感覚受容器です。
感覚といえば、味覚・嗅覚・触覚・聴覚・視覚の五感を連想すると思うのですが、実は「五感」以外にも私たちにとって重要な感覚があります。
五感以外の感覚では、身体のバランスを取るときに使う感覚の「平衡感覚(前庭覚)」、身体の動きをコントロールするときに使う「固有感覚(固有受容覚)」、温度の変化や手触り肌ざわりなどを本能的に感じる機能の「触覚」があります。これらの3つの感覚を「体性感覚」「基礎感覚」などといいます。
これらの感覚を通じて、外界からの刺激を感じ取り、脳でうまくそれらの情報を処理して、意味を理解したり、体を動かしているのです。
これを「感覚統合」といいます。
感覚は、視覚・前庭覚・固有受容覚・触覚・聴覚を土台として、つみきを積むように発達します。
感覚の土台は、家の土台と同じです。
家づくりにまず重要なのは、しっかりとした土台を作ることですよね。しっかりとした土台の上に素晴らしい家が建つのと同じで、発達にも土台が重要です。この図のように、土台の基礎感覚を統合させることで、より複雑な能力機能を築きながら、運動や学習の力が積み上がっていきます。
実は、ADHD(注意欠如多動性障がい)やLD (学習障がい、主に読字障がい)(読みの困難)、書字表出障がい(書きの困難)、算数障がい(算数、推論の困難))と呼ばれる子どもたちは、この感覚統合につまずきが多くあるといわれているのです。
つまずきの原因となる全てのベースとなる部分のつみきをしっかり見直していくことが、感覚を安定・統合させ、学習や運動に向かうための土台作りになるという考え方になるのですが、そのつみきの見直しに有効なのがビジョントレーニングです。
ビジョントレーニングでは、視覚を介在させながら感覚を育てて(育て直しといってもいいかもしれません)いきます。そのために、どんなことをするのか?
ブログでは、おうちでも取り組めるトレーニングを紹介していく予定です。
更新をお楽しみに!
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