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工作と楽しむこと(その2)

更新日 2022年2月18日

 前回は、工作を取り入れている理由を3つ紹介しました。今回は、その続きです。

 工作を多く取り入れている理由のその4は、好きな活動、楽しい活動だから熱中して取り組むため、集中力が持続するようになる、ということです。作りたいという気持ちが高いから、指導員が、「見なさい。」などと言わなくても、お子さんは指導員の手元を注意して見るようになります。しっかり聞くように指示をしなくても、自然と指導員の指示を聞くようになります。その結果、集中して落ち着いた取り組みが見られるようになります。お子さんは指導員と1対1で作っているので、わからなくなったりうまく出来なくなったりしたときにはヘルプが出しやすい、といった良さもあります。わからないときや困ったときにヘルプが出せる力はとても大切です。指導員に尋ねることでわからないことが分かった、困ったことが解消した、という気持ちを積み重ねていくことで、困ったときに固まってしまうのではなく、周りに聞いてみようという姿勢につながります。

 その5。私は、この点が他の4点に負けず劣らず大切だ、と思っています。お子さんは自分の作品が出来上がると、保護者の方に走って見せに行きます。そのときの表情がとてもうれしそうで満足感に満ちているように見えます。そして、その作品を見た保護者の方は、皆さん、うれしそうな顔をして褒めて下さいます。この一時が私は大好きです。保護者の方がかけて下さる言葉が、とても温かいですね。褒められたお子さんは、次も作ろうという意欲を抱き、自己肯定感も高まります。保護者の方にとっても、お子さんの成長を感じていただくよい機会ではないかと感じています。

 「家で工作をすることが増えた。」とか、「工作が好きになった。きらりでの工作を楽しみにしている。」といったお話を保護者の方から伺うと、私もうれしくなります。きらりでの工作が、お子さんたちの力を伸ばすのに少しでも役に立っているのであればうれしくな、と思っています。

指導員は、新しいネタを作るのに苦労しながらも楽しんでいるように見えます。「もうネタ切れ。」なんて言いながらも、いろいろと試作を続けています。こんな風に気楽にものを語っていられるのは、管理者である私が作品作りをしていないためかもしれませんが。今後の活動に乞うご期待。(山)

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