こどもサポート教室「きらり」多治見校という名前から、
大きなお子さんの学習支援というイメージを持たれがちですが、
2歳から高校3年生まで、現在50名ほどのお子さんが、
「きらり」多治見校で自分の課題と向き合って活動しています。
「きらり」多治見校は ことばと自立をはぐくむ教室です。
前々回、前回に引き続き、幼稚園のお子さんの支援の様子をご紹介します。
いよいよ最後のプログラム「果樹園ゲーム」です。
りんご(赤)、なし(緑)、ぶどう(青)、バナナ(黄)
それぞれの木に4つずつ実がなっています。
サイコロにはそれぞれの実とかご
(かごの絵が出るとどの果物でもいいので2つゲットできます)
そしてもう一面は「カラス」。
カラスが果樹園を横切るとカラスの勝ち。
(カラスの目が6回出るとカラスの勝ちです)
カラスが横切る前に果物を全部収穫しなくてはなりません。
せっかく赤(リンゴ)の目が出ても、リンゴの収穫が終わっていたら何も取れません。
その間にカラスはゴールに向かって近づきます。
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あっ!カラスが出ちゃった。カラスに負けちゃう!
カラスが勝つか、それとも先生と僕とが協力してカラスに勝つか、
ハラハラ ドキドキの展開
![](https://kirari-kodomo.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/11.png)
やった、カラスに勝った!!
「カラスは 何も食べれなくて残念だったね」
「かわいそうだから リンゴを1つあげるよ」
負けたカラスの気持ちも 考えられるようになったね。
相手の気持ちをおもんばかる、そんなことも自立のためには必要です。
ことばを育てながら 自立を育む
そして、楽しい。
「きらり」の教室では、お子さんの様子に応じた 楽しいプログラムを用意しています。
児童の発達の目安を示す「NCプログラム」の実例をご紹介します。