7月18日(祝)に、ベイブレードの大会を開催し
ました。参加申し込みは14名にものぼり、にぎやか
な大会となりました。
職員は参加者ではないですし、ベイブレードにも詳し
くないので、みんなが楽しそうかなぁ、困っている子
はいないかなぁという視点で大会を見ていました。そ
ういう見方をしていたことと、参加されたお子さんの
緊張が解けていないこととが重なって、はじめは輪に
入りたくても入れない、遊びたくても言い出せないお
子さんが目につきました。次に、他の人の動きが読め
ずに接触を繰り返すお子さんも目につきました。ただ、
時間の経過とともに、集団の中で立ち位置を見つけ出
す姿が見られるようになってきました。
こちらが用意した貸ベイ以外を触りがちなお子さん
は、きちんと年上のお友だちからベイを借りていまし
た。輪に入りにくいのかなと思っていたお子さんは、
審判の声に合わせて一緒に声を出し、運営に一役買っ
てくれていました。他の人と体が当たっていたお子さ
んは、少し距離を取ろうとしているようにも見えまし
た。なるほど、「こうしなきゃダメじゃないの」みた
いな声かけをされて、もう関わりたくないような心持
ちにさえならなければ、時間をかけて調整していくん
だなぁと当たり前のことに感心しながら会場を見てい
ました。入賞したお子さんも、そうでないお子さんも、
それぞれが何かを学んでくれたことと思います。