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とある日の活動2【北上上野町校】

更新日 2022年7月5日

~文字や文からイメージする~

「国語が嫌い。漢字は少し分かるけど、文章問題は本当に嫌、分からないから。」と伝えてくれた児童がいました。文章問題に苦手意識があるといっても、その中のどこの部分が苦手なのかを知る必要があります。文章を読み取る力にサポートが必要なのか、読み取ったものの意味を理解することにサポートが必要なのか・・・そこで、今回は「文字を読み取り、その文字の意味するものが何なのかを得意な絵で表現する」活動を実施しました。※絵が得意な児童です。🖌

用意したものは、2~3文ずつまとめられた文章(A4サイズ3枚)と色鉛筆です。✍

(ひらがな、カタカナ、漢字、数字が組み合わされています。)

1枚目、児童が描いたものです。声を出して文章を読み、そこからイメージできることを5分程度で描くことができていました。文章を読み、その文章が何をあらわすのかを考える力があります!

2枚目、指導員が描いたものです。児童から「先生も描いてよ。」と提案されたため、ない絵心をふりしぼって・・・「先生の絵のほうがうまいよ。」と伝えてくれ、人をほめる力を発揮していました。

3枚目、最後は児童が描いたものです。真ん中の絵は右の絵と関連性を持たせたようで、ただ種がでてきたのではなく育った種がでてきています。文章の前後の意味も読み取っています。左の絵は「ちょっと」と抽象的な表現に対して1枚目のスイカより小さなスイカを描いていました🍉

今回、参考にした絵本はこちら、「すいかのたね」です。半分に切られたスイカ、種が3つのスイカ、黄色いスイカ等、スイカといっても想像するスイカは同じではありません。

文章を読み取る力、イメージする力、形にする力は児童も「できたよ」と話していた通り、「できる」のだと思います。文章問題では、その先に、問われていることの理解、問われていることへの答え方が求められてきます。次回以降また、「得意」を取り入れながら一緒に学習に取り組んでいきたいと思います。

文章問題を繰り返し解くということも1つの学習方法ではありますが、苦手と感じる部分がどの場所にあるのかを知るということは、最終的にその児童個人に合った学習の仕方を伝えることにつながるのではないかと考えます。そういったところもまた、個別療育の魅力と感じて頂けるように、北上上野町校の指導員は今日も工夫しつづけています。個別療育と集団療育の違いってなに?北上上野町校ではどんなことをしているの?と気になった方は、相談・見学・体験を受け付けておりますのでぜひご連絡ください。

クラ・ゼミ北上上野町校(きたかみうえのまちこう)
住所  :岩手県北上市上野町3丁目11-10
電話番号:  0197-62-6810 (火~土 10:00~19:00)

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