こどもサポート教室「きらり」多治見校です。今日は、「漢字ドロロンパ」という教材を紹介します。
漢字が書けるようになるには、「読み方がわかる」ことが大事です。全体の形を把握し、記憶しておかなければ読めませんから、読めるようになるためには、形で漢字を判別することが必要です。この段階のお子さんには「漢字のマッチング」が有効です。
漢字が書けるようになるためには、その漢字を構成するパーツが正確に書けるかどうかが求められます。「きらり」多治見校では、昨日ご紹介した漢字のパーツ練習トレーニングを行っています。
その次に、その漢字のパーツが、漢字のどのあたりで使われているかを把握することが必要になります。「フハネ」というパーツは、何画目に出てきて、右上から始まるのかそれとも左上から書き始めるのか、ということを「記憶」して、「書ける」ようにならなければなりません。
さらに漢字が書けるようになるには「意味」もわからなければなりません。こうやって考えると、漢字が書けるということはかなり高度な知識や技能が必要になってくるわけですから、支援する際にも、どの部分の何をできるように支援しているのかを把握しながらやらなければ効果も薄くなります。
「きらり」多治見校では、漢字の支援を次のスモールステップに分けて支援しています。
①全体の形で漢字を判別する
②読み方がわかる
③漢字を構成するパーツが書ける
④漢字のパーツがどの順番で、どの位置で使われるかわかる
⑤漢字の意味がわかる
漢字は1画、1画のパーツが組み合わさって構成されています。そのパーツがどの順番で、その位置に配置されるのかをクイズ感覚で学ぼうというのが「漢字ドロロンパ」です。上のステップでいえば、④の段階です。
漢字が1画ずつ現れては消えていきます。それをメモしながら、漢字を書いていきます。そのメモを見ながら、なんという漢字かを推測します。
この「ドロロンパ」も多くのお子さんには好評で、シリーズ化を図っている教材です。現在、小学校1年生の漢字は完成。その他の学年の漢字は、これを使うお子さんに合わせて、随時作成中です。
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