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北長野校の小さな図書室(その2)

更新日 2022年3月21日

北長野校で保護者の方に自由に読んでいただいている本は、バラエティーに富んでいます。発達の困り感について全体的に触れた本や特定の分野の本、支援級や将来の自立に関する本、声がけに関する本や親亡き後に関する本など、いろいろな内容のものがそろってきました。また、字が主体の本もあれば、絵本もあります。今回は、小学校や中学校での学習に困難さを抱えているお子さん向けの本を紹介します。シリーズになっている本もありますが、教室にはそのうちの1冊しか置いてありません。

いろいろなお子さんの支援会議に出席する機会があり、その中で、「○○地区の支援級ではこんな本を使っている。」とか、「中学の学習で困っているお子さん用に、こんな本がある。」といった情報が入ってくることがあります。そういった本の中で、支援やご家庭での学習に役立ちそうなものを少しずつ揃えてきました。たとえば、こんな本です。

〇小学校で作文が苦手なお子さんのための本

〇小学校で文章題が苦手なお子さんのための本が2種類(いずれもシリーズの第1巻)

〇中学校1年の英語が苦手なお子さんのための本が4種類(各教科、各学年のものが出版されています。)

最近、学習に苦手感を抱いているお子さん向けの本が相次いで出版されています。それぞれに特徴があります。お子さんにとって見やすい本、使いやすい本がちがうこともあるでしょう。手にとっていただき、お子さんに合ったものを選んで購入していただければと思います。

ところで、今回、中学生の英語の本を多めに用意したのには意図があります。他教科でしたら、書かれている説明のわかりやすさや色使い(色が強すぎて目が疲れることはないか)などで決めていただければいいのですが、英語はこれだけでは不足です。英語の場合、音声が重要だからです。英単語が読めない、というお子さんが結構います。そういうお子さんにとって、音声面での補助が使いやすいものであるかどうかが重要です。CDが付属するもの、QRコードから音声をダウンロードするものなど、いろいろありますので、ぜひ試していただき、使いやすいものをご利用ください。

これは私の印象ですが、小中の英語では、残念ながら音声面での指導が不充分な場合が多いです。大学入試のセンター試験(旧試験)では、1問目に発音とアクセントの問題があったのですが、かなり英語のできるお子さんでも、この問題を苦手にしている方が多くいました。中学までに英語の音への関心を充分に育てられてこなかったことが原因だと考えられます。s と sh を区別しない中学生がたくさんいて驚いたのを覚えています。see と she の音の区別は、中1の前半までにはできていないと困るのですが、そうもいかないようです。

英語は、テキストを読めば事足りるというわけではありません。音声面の使い勝手を考慮し、お子さんにとって使いやすい本を選んでいただきたいと思います。

ただ、ここで一つだけお願いをしておきます。苦手な教科の場合、同じジャンルの本を何冊も購入する、という方がおられますが、これはお勧めできません。1冊に決めたら、わからないところがあってもとにかくその本を読み進めてみるのが良いと思います。苦手な教科だと、1冊の本でわからないところがあると、他の本の方が分かりやすいように思えて、そちらに乗り換えてしまい、その新しい本もまた途中で乗り換えとなり、結局どの本も中途半端、という場合があります。これは避けたいですね。(山)

 ※本の話はもう1回分ありますが、2回ほど、別の話題を入れます。ご了承ください。

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