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岐阜 多治見校

緑をバックにして考えてみた「合理的配慮」 【きらり 岐阜:多治見校】

緑の中の苗木城です。(岐阜県中津川市)

私の家からは見えませんが、木曽川まで歩いて5分。

川まで行くとよく見えます。

城マニアの中では結構有名なお城だそうです。

城山の頂上に立つと、眼下には木曽川。

川の向こう側には中津川市街が一望できます。

naegi城

をバックにすると城(正式には櫓)もよく映えますね。

 

ところがをバックにすると映えないものがあります。

そのバックとは黒板の「」です。

教員時代に、「色覚異常」のお子さんを担当しました。

チョークで書くと、怪訝そうな表情。

どうも、そのお子さんには字が見えないようなのです。

最初は冗談かと思いましたが、どうも違います。

 

教員が黒板にで字を書くことはたくさんあります。

特に、強調したいところを赤字にしたり、

で波線を引いたりしました。

「大事だから で書くよ」とわざわざ強調して。

 

ところが、で書くとわかりにくいお子さんもみえる。

そんなこと、今まで考えたこともありませんでした。

 

 

黄色で書いてみました。「どう?」

「よく見えます」という返事でした。

 

色覚異常の方がどのように見えているのかを

理解することは大変むずかしいことです。

でも、よく考えてみてください。

「色覚異常」でないお子さんも、

より黄色の方が見やすいのです。

で書くことで強調していたつもりが。

実は逆のことをやっていたのです。

きらり 三色

私の勤務していた学校では、

のチョークは使わない」

「大事なところはのチョーク」

これが鉄則となりました。

生徒の多くは「見やすくなった」と言ってました。

 

特定のお子さんへの配慮が、

その他の多くのお子さんにとっても

あったらうれしい配慮だったのです。

 

つまり、こういうことです。

 

あるお子さんにとって、なくてはならない特別な配慮は

他のお子さんにとっても 

あったらうれしい配慮だったのです。

 

「きらり」のプリントでは

漢字の書き取り練習の「よみ」はマス目の両側に。

だって、世の中には左利きの人たくさんいます。

右利きでも左利きでも見やすいように

 

 

「100マス計算」は縦列の数字は右側にも。

だって、今のプリントでは左利きに完全に不利。

 

 

学校で特別な配慮が必要なお子さんがいます。

この配慮を「合理的配慮」といいます。

これは、特別な配慮が必要なお子さんだけの問題でなく

多くのお子さんにもうれしい配慮になるのです。

 

1人のことを考えた「特別な配慮」が、

より多くの人の「便利」につながります。

 

「お子さんのためにこんな配慮を

学校に求めたらどうですか」

「そして、そのことは、

他の多くのお子さんのためにもなると思いますよ」

相談支援の中で、そんなアドバイスができたら

と思っています。

 

 

うながっぱ 正面

 

 

 

 

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