こどもサポート教室「きらり」名西校です。
校舎の前のいちょう並木も色づき始め、秋から冬へと移り変わる様子がみられます。皆様、お変わりありませんか?
さて、今日は「忘れ物が多くて困っている」というお母さんの意見をもとに実施した支援を紹介いたします。
私たちは「身の回りの整理整頓が出来ていないから、忘れ物が減らないのではないか?」
と考え、このようなものを用意しました。
じゃじゃーん!
服やおもちゃなどが床に散らばっているこども部屋を再現しました。
ご姉弟が一部屋で利用しているので、机やテキストも2人分用意しました。
机の上もぐっちゃぐちゃになっています。これでは、何がどこにあるのか分かりません。
果たしてこのような状況で、きれいにすることはできるのでしょうか?
そして利用日当日。二人で協力をして部屋の整理整頓をするようお願いしました。
「こんなに汚くないしーー!」とわーわー騒ぎながら片付けが始まりました。
まごつくかなあ、手が止まったらこういう風にアドバイスしようかな、などと考えていたのですが…
なんと!
「これ弟くんの!」とパスしたり、お姉ちゃんの漫画を弟くんが片づけてあげたり、
ふたりでどんどん片づけをしていくではないですか!
言わなくても場所を決めて、それぞれのものを棚に入れ、テキストは順番に並べて本棚に立てていました。
テキストを順番に並べるときはお姉ちゃんが弟くんを手伝ってあげるところも見られました。
そして部屋は…。
なんということでしょう!
見違えるほどきれいになったではありませんか!
机の上も教科書やプリントが整理整頓できました。
部屋をきれいにした後、お姉ちゃんはおもむろにプリントを1枚取り出し、問題を解き始めました。
部屋がきれいになると、勉強の意欲も湧くようですね。
これを見たお母さんは「すごい、やればできるじゃん!」と感心していました。
ふたりとも片づける力はあることを存分に発揮しましたね。
この経験を生かして、家でも少しずつ片づけをしていこうね!とお話ししました。
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次回の更新もお楽しみに!