こんにちは!きらり武蔵小杉です!
本日も、前回に引き続き療育の成長事例をご紹介したいと思います。
療育は大きく分けて、本人に直接働きかけるものと、地域と連携するものの2種類がありますが
今回は、幼稚園、保育園との連携のお話です。
こんにちは。武蔵小杉校、管理者兼児発管で臨床心理士の腰です。
本日は、臨床心理士としての経験の中で、実際に見たエピソードをお話したいと思います。
保護者様の同意は頂いていますが、個人特定を避けるため若干フィクション化しています。
“突然の問題行動を起こしたAくん
今まで全く問題なく幼稚園で過ごしていたAくんという子がいました。
しかし、ある日を境に、だんだん暴力的にな言葉を使い始め、やがては実際に手が出るようになってしまいました。
元々、他の子に叩かれたり噛まれたりしても、怒らなかっただけに保護者の方も相当困惑し、相談に来られました。
そして、どうやら話を聞いていくと、先生の言うことが聞けずに叱られる事が増えて、本人も余計に言う事を聞かなくなったようです。
実際の現場を見ていませんが、子どもは発達の階段を同じペースで登るわけではないので
ある時期だけ皆についていけない事は珍しい事ではありません。
どうやら今回は求められるハードルが高く、本人もどうしていいか分からず、そして先生も叱る頻度が増えて・・・
という悪循環にはまってしまっていたようです。
そこで保護者の方に伝えたのは
「叱っても意味がありません。適切な行動が出来たら褒める、手伝ってくれたら感謝する。それだけでいいです」
という事でした。
「それでは好き放題やってしまうのでは?」とご質問を受けましたが
「良い行動が増えれば、適切でない行動は勝手に減ります。それよりも本人が出来ない事をやらせて叱ると失敗体験ばかり積みあがるので、余計に暴力的な行動が増えます」とお答えしました。
保護者の方も、この関わり方を園とも共有して下さり、園もその通りに実践してくださいました。
すると、Aくんがみるみる落ち着いただけでなく、Aくんが一番苦手だったお遊戯も、ものの1ヶ月で出来るようになったそうです。
それからも問題が全くないわけではありませんでしたが、3ヶ月も経つと何の問題もなく過ごせるようになったそうです!
やはり、Aくんに必要だったのは、躾や厳しい対応ではありませんでした。
Aくんは色々なボタンが掛け違いになり、心がボロボロになっていたようです。
もちろん、場合によっては、毅然とした対応も必要な場合がありますし、本人の意向通りにさせてしまうと
自分の好きな事だけをやるようになる場合もあるので慎重な見極めが必要です。
しかし、基本は本人が「出来て」「達成感を感じられる」ような課題や活動を提案し
出来たら褒める、認める事です。
その後、Aくんは苦手なお勉強(ひらがなの練習など)も意欲的に取り組むようになったそうです。
このように、療育は本人に直接関わるだけでなく、地域とも連携して
お子さまが楽しく暮らしていけるようお手伝いをする事もあります。
※保護者様の了承を頂いた上でのご紹介です。
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武蔵小杉校では
無料の療育体験も随時実施・受付しております。
ご希望の日時・時間でのご案内等が難しい場合も
ございますので、お早めにご連絡ください。
児童発達支援のみいくつか空きがあります
放課後等デイサービスは、調整次第でお受け出来る事があります
(7月17日現在)
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こどもサポート教室「きらり」武蔵小杉校
住所:川崎市中原区新丸子東2-925 オグチビル2階
営業時間:火~土曜日 10:00~19:00 (日・月曜休み)
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※ 申し訳ございませんが、当教室専用の駐車場はございません。
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公共交通機関でお越しください。
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